貴族と豪邸の使用人が繰り広げる英大河ドラマ『ダウントン・アビー』。現在、英PBS局でファイナルシーズンとなるシーズン6を放映中の本作を、ミュージカル化する企画が進行中であることが明らかとなった。本作のクリエーター、ジュリアン・フェロウズが、企画実現のために交渉段階に入っていると、米Playbillが報じている。
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本作は、20世紀初頭の英国貴族の邸宅“ダウントン・アビー”を舞台に、貴族のグランサム伯爵一家と使用人たちの間で繰り広げられる、生々しい愛憎劇を描いた作品。1912年の春、タイタニック号沈没事故で、家督を相続するはずだった長女の婚約者が帰らぬ人となった伯爵一家。グランサム卿には娘しかおらず、よそ者に財産を引き渡したくない彼の母親と妻は、策謀を巡らせることに。そして、ある日、戦争で負傷し左足が不自由となった男ベイツが伯爵付従者として赴任するが、彼の登場でダウントン邸に渦巻くさまざまな秘密が、静かに暴かれ始めていくこととなる…。
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ミュージカル版が実現した暁には、世界中をツアーして回ることになる模様で、ドラマシリーズで音楽を担当するジョン・ランが、フェロウズと共に本作に関わるとのこと。ランによると、シリーズからの楽曲が7割ほど使用されるようで、ドラマ版の出演俳優の登板も期待されている。『ダウントン・アビー』シーズン6は、本国イギリスにて、今年12月に放送が終了する予定。本作は、日本も含め世界100か国で放送されている人気ドラマだけに、ミュージカルとして復活しワールドツアーするようになれば、大きな注目を集めることは間違いないだろう。
なお、日本では『ダウントン・アビー』シーズン4が放送中。
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