2013年にTBSにて放送された人気ドラマ『TAKE FIVE~俺たちは愛を盗めるか~』の舞台化が決定した。大学教授、警察官、警備員などの表の顔を持つ史上最強の大泥棒軍団が活躍する痛快アクションドラマ『TAKE FIVE』は、個性的なキャラクターたちも人気となって、放送終了時に続編やスピンオフ放送などを望む声が多かったという。
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今回の舞台で主役を務めるのは、人気アイドルグループKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔と、宝塚歌劇団花組トップスターとして活躍、退団後、ストレートプレイ初出演となる蘭寿とむ。舞台版では時代を2065年に移し、ドラマ版で唐沢寿明が演じた帆村正義の子孫・帆村守を藤ヶ谷が務め、蘭寿は魅惑的な女泥棒、ブルー・バタフライを演じる。このほか、山本裕典、吉沢悠、駿河太郎、朝倉あき、宇梶剛士ら魅力的なキャストが揃い、新しい『TAKE FIVE』が誕生する。また、唐沢寿明とJUJUが映像出演することも発表されている。
今回の出演について、藤ヶ谷は「経験豊富な共演者、スタッフの皆さんに混ぜて頂きながら、日々刺激をもらいチーム一丸となっています。ドラマの『TAKE FIVE』を見ていましたが、絡まる人間模様、そして心理戦にすごく高揚したのを今でも思い出します。今回はLEDを多数使って映像とのリンクがあります。すごい迫力になるはずだと今からとても楽しみにしています。今までにない共演者さんとの絡みもたくさんあります。新しい愛のある泥棒達、そして、新しい『TAKE FIVE』を楽しみに待っていてください」とコメント、また、蘭寿は「ドラマ『TAKE FIVE』の世界を未来に広げて、新しく展開する舞台版『TAKE FIVE』が生まれます!出演させていただける喜びを感じています。女泥棒ブルー・バタフライを、格好良く、大人可愛くセクシーに演じられたらと思っています。楽しくて、愛の残るステージをどうぞお楽しみに!!」と語っている。
舞台『TAKE FIVE』は、2015年5月13日(水)~21日(木)に東京・赤坂ACTシアター、5月28日(木)~31日(日)に梅田芸術劇場メインホールにて上演される。ドラマ版の爽快かつ派手なアクションはそのままに、さらに映像を効果的に使用し、生身のアクションなどの演出も加わる、“舞台”と“映像”を融合させた新しいエンターテインメント作品の誕生に期待したい。