年間を通じて様々な舞台に取り組んでいる太鼓芸能集団「鼓童」。2015年5月、大阪松竹座で再演された『アマテラス』、そして6月10日(水)~15日(月)に上演される『打男』に続き、鼓童の活動の根幹となる『鼓童ワン・アース・ツアー2015 ~永遠』が、2015年6月6日(土)新潟公演を皮切りに全国27都市で上演される。
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鼓童は、太鼓を中心として伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる集団。1981年、ベルリン芸術祭でデビュー。これまでに47か国で5500回を超える公演を行っている。また、異ジャンルのアーティストとの共演や、世界の主要な国際映画祭、映画音楽などにも多数参加している。
2012年より芸術監督に就任、今回3回目の演出を手掛けることになった歌舞伎俳優・坂東玉三郎は「“永遠”というテーマについて自分なりに思いを巡らせていたある日、ふと“自然の営み”が螺旋状に続いて行く、という考えに行き着いた」と語る。
50種を越える世界各国の楽器の響きが溶けあい、色鮮やかに「永遠」の世界を描く。そしてクライマックスで劇場を覆い尽くす怒濤の連打、鼓童ならではの魂ゆさぶる太鼓をお見逃しなく。
『鼓童ワン・アース・ツアー2015 ~永遠』は、2015年6月6日(土)新潟・りゅーとぴあコンサートホールを皮切りに全国27都市で催される。また、ツアーの途中となる8月21日(金)~23日(日)には、鼓童の本拠地、新潟県佐渡市にて、夏の野外フェスティバル『アース・セレブレーション2015』を(佐渡市とともに)開催する。
Photo by Takashi Okamoto