映画『レ・ミゼラブル』や『マンマ・ミーア!』などのミュージカル映画で、素晴らしい歌声を披露してきたアマンダ・セイフライド。人気ドラマ『オーファン・ブラック 暴走遺伝子』のタチアナ・マズラニーが降板した舞台『The Way We Get By』でオフブロードウェイデビューを飾ったアマンダが、実はステージ恐怖症だったことを告白している。
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米BROADWAY.COMのインタビューを受けたアマンダが、トーマス・サドスキー(『ニュースルーム』)と共演する舞台について、意外な事実を打ち明けている。インタビュアーから、“長い間ステージが怖かったそうですが、初日に舞台に立った時はどんな気分でしたか?”と聞かれたアマンダ。すると、「ステージは、トミー(トーマス)と私がベッドに横たわっているシーンから幕を明けるの。彼はいつも落ち着いているけど、私は初日にパニくっていたわ。トミーは私を支えるために、毎日違う言葉で励ましてくれて素晴らしかった。でも私は、息はできないし胃が引っくり返りそうで、“パニックになったら? パニックになったらどうしよう? 舞台を台無しにしちゃうかもしれない!”って感じだったのよ」と、自身のストレスを乗り越えて舞台に挑んだことを語っている。
そして、ステージ恐怖症で不安に駆られるアマンダを救ってくれたのは、父親だったという。舞台で失敗する恐れを吐露したアマンダに、父親が贈った「心配していることは、何ひとつとして実際には起こらないよ」という言葉で自信が持てたのだとか。すると、毎晩舞台に出演するたびに、徐々に不安が消えていったそうだ。
今では、舞台という新しいチャレンジに充実感を味わっているというアマンダ。ステージ恐怖症を克服した彼女が出演する舞台『The Way We Get By』は、トニー・カイザ劇場にて6月14日(日)まで限定上演される。なお、アマンダが主演するコメディ映画『テッド2』は、8月28日(金)より全国ロードショー開始。