劇団四季のミュージカル『ライオンキング』が、2015年4月24日(金)昼の大阪公演で、日本公演総入場者数1000万人を達成した。本作は、1998年の初演以来、東京、大阪、福岡、名古屋、札幌の5都市で上演。現在は、東京と大阪(梅田/大阪四季劇場)にてロングラン公演が続いており、5都市すべての街で、連続ロングラン記録を樹立。1000万人という観客動員数は、国内演劇作品の中では最多記録となり、1998年の日本初演から約16年4か月(9849回目)での達成となった。
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この記念すべき日の本編終了後には、感謝と報告を兼ねて、ムファサ役・内田圭が挨拶。「1998年に東京で開幕いたしました『ライオンキング』日本公演は、本日の大阪公演をもちまして、1000万人目のお客様をお迎えすることができました。これもひとえに皆様のあたたかいご支援の賜物と、出演者・スタッフ一同、心よりお礼を申しあげます。これからも1回1回の舞台を精一杯つとめてまいります。どうぞ、引続きご声援賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。」と語り、1000万人目の観客に対し、舞台上で花束を贈呈した。
1000万人目の観客は、娘からチケットをプレゼントされたとのこと。「(この作品で)シンバの成長物語を観たが、同時に、娘の成長をみた思い。かつて私がこの子を遊びに連れていくなど、いろいろな体験をさせたが、今は逆。とても幸せだと思う」という母の日を前に、心温まるエピソードが紹介されている。
また終演後に行われたセレモニーでは、シンバ役の南晶人より出演者全員のサインが入ったポスターを、ナラ役の朴悠那より共同主催:阪神電気鉄道株式会社提供の“ザ・リッツ・カールトン大阪ペア食事券”と『ライオンキング』オリジナルグッズが贈呈された。
なお、大阪公演は4月25日(土)より更なる延長分2015年8月1日(土)~11月29日(日)計117回公演の一般発売を開始した。なお東京公演もロングラン上演中。現在、8月30日(日)公演分までチケット発売中。ゴールデンウィークから夏休みとさらなる多くの観客が『ライオンキング』に心を動かされることだろう。今後の『ライオンキング』にますます注目だ。