今年もアメリカの演劇界で最も権威ある「トニー賞」の授賞式がWOWOWで生中継!2015年6月8日(月)にニューヨークのラジオシティ・ミュージックホールから「生中継!第69回トニー賞授賞式」として放送される。昨年に引き続き、番組のスペシャル・サポーターを務めることになった人気俳優の井上芳雄が、そのPRスポットで、ミュージカルの名シーンを再現した。
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今年のPRスポットの収録について、井上は「昨年は歌っただけでしたが、今年は有名なミュージカルのハイライトを歌ったり踊ったりしていくという、かっこいいスポットになっています。スペシャル・サポーターを務めるのも2回目ですから、今年はひねらず演劇の魅力をストレートに伝えようということになりました。昨年の第68回トニー賞授賞式で司会のヒュー・ジャックマンがやったようなパフォーマンスで、僕にとってはありがたい機会になりました」と語る。
『サウンド・オブ・ミュージック』にはじまり、『王様と私』『ウエスト・サイド・ストーリー』『雨に唄えば』、そして『シカゴ』まで、華麗なパフォーマンスを次々に見せる井上。「『サウンド・オブ・ミュージック』はやはり名作ですし、今年のアカデミー賞授賞式でレディ・ガガがメドレーを歌ったのも、記憶に新しいですよね。『王様と私』は今、渡辺謙さんがブロードウェイで主演している作品。女性とペアダンスを踊るところが難しくて、きっと謙さんもたくさん稽古なさったんだろうなと思いました。『ウエスト・サイド・ストーリー』『雨に唄えば』はこれまで演じる機会がなかった作品ですし、『シカゴ』もこんなダンス・ナンバーはやったことがなかったので、やってみてとても新鮮でした。最後は歌い上げ、ザッツ・エンターテインメント!という感じに仕上がっています」
授賞式のステージでは、ミュージカル作品賞の候補作から特別なパフォーマンスが繰り広げられ、昨年は「アナと雪の女王」で知られるイディナ・メンゼルも歌を披露した。「トニー賞の最大の魅力はやはりパフォーマンスですね。昨年のヒュー・ジャックマンのように授賞式のためだけのステージでも、『どれだけ練習したんだろう』と思うような手のこんだことをさらりとしかもユーモアを交えながらやってくれるので、改めてレベルの高さを感じます。自分も日本で舞台の仕事をしていて、ともすれば、ブロードウェイは予算も多く役者の層も厚い別世界だと思ってしまうんですが、やはりそこから学ぶことも多いですね。授賞式を見ると、勇気と刺激をもらえます。そして、舞台で生きる人たちが自分たちのジャンルを賛美し、人間の生き方をも力強く肯定する。すごくアメリカ的ではあるんですけど、僕もそうありたいなと思います」
さらに、WOWOWではトニー賞のほか、『井上芳雄 シングス・ディズニー ~ワン・ナイト・ドリーム!』を5月4日(月・祝)18:00からWOWOWライブ)など、井上が出演したステージを続々と放送する予定だ。
「『シングス・ディズニー』では、僕がディズニーの曲ばかりを歌わせていただく一夜限りのコンサートが実現しました。昨年発売したカバーCDから『アナと雪の女王』の「レット・イット・ゴー」などを歌い、他にもディズニーの数ある作品の中からちょっとマイナーなものも含めて好きな曲を選んで歌っています。このライブもそうですが、WOWOWのスタッフはすごい勢いでたくさんの舞台を収録してくださるんですよね(笑)。制作スタッフの演劇に対する熱い思いを感じますし、ステージ中継を見た人が劇場に来てくださるという相乗効果が出れば、こんなにうれしいことはない。WOWOWでもっとたくさんの人に舞台の面白さを知ってほしいです」
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「生中継!第69回トニー賞授賞式」は6月8日(月)8:00から、WOWOWプライムにて放送される。案内役は宮本亜門と八嶋智人。井上芳雄のトニー賞PRスポットは、番組オフィシャルホームページでご確認を!