第39回ローレンス・オリヴィエ賞の結果が発表!

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イギリス演劇界で最も権威があるとされる演劇賞、ローレンス・オリヴィエ賞は、今回で第39回を迎える。現地時間2015年4月12日(日)に、ロンドン市内にあるロイヤル・オペラハウスにて同賞の授賞式が開催された。今年は、人気俳優リチャード・アーミティッジ(映画『ホビット』シリーズ)やジェームズ・マカヴォイ(『X-MEN』シリーズ)が、演劇部門で主演男優賞にノミネートされており、注目されていた。

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フタをあけると演劇部門の主演男優賞は、舞台『橋からの眺め』で主演したベテラン俳優マーク・ストロング。本作は最優秀リバイバル作品賞も受賞。また、最優秀新作ミュージカル作品賞で『Sunny Afternoon』、ミュージカル部門主演男優賞で同作の主演ジョン・ダグリーシュが受賞している。
オリヴィエ賞では、ビッグ&スモールスクリーンでも人気を集める俳優らに加え、日本ではなじみの薄い舞台俳優や作品もノミネーションに名を連ねている。今後、日本に上陸する作品や大ブレイクする俳優が出てくる可能性もあるため、注目しておいて損はないだろう。

受賞結果は、以下の通り。(★印が受賞作品、受賞者)

最優秀リバイバル作品賞
★『橋からの眺め』
・『欲望という名の電車
・『My Night With Reg』
・『スカイライト
・『るつぼ』

最優秀新作演劇作品賞
★『チャールズ三世』
・『Taken At Midnight』
・『The Nether』
・『Wolf Hall and Bring Up The Bodies』

演劇部門主演男優賞
★マーク・ストロング『橋からの眺め』
・ジェームズ・マカヴォイ『The Ruling Class』
・リチャード・アーミティッジ『るつぼ』
・ティム・ピゴット=スミス『チャールズ3世』

演劇部門主演女優賞
★ペネロープ・ウィルトン『Taken At Midnight』
・ジリアン・アンダーソン『欲望という名の電車』
・イメルダ・スタウントン『Good People』
・クリスティン・スコット・トーマス『エレクトラ』

演劇部門助演男優賞
★ナサニエル・パーカー『Wolf Hall and Bring Up The Bodies』
・デヴィッド・コールダー『The Nether』
・ジョン・ライト『Taken At Midnight』
・リチャード・ゴールディング『チャールズ三世』

演劇部門助演女優賞
★アンジェラ・ランズベリー『Blithe Spirit』
・リディア・ウィルソン『チャールズ三世』
・フィービー・フォックス『橋からの眺め』
・ジェイミー・アドラー&パーディタ・ヒビンス&イザベラ・パパス&ゾーイ・ブロウ『The Nether』

最優秀ミュージカル・リバイバル作品賞
★『シティ・オブ・エンジェル』
・『キャッツ』
・『ミス・サイゴン
・『ポギーとベス』

最優秀新作ミュージカル作品賞
★『Sunny Afternoon』
・『Beautiful』
・『Here Lies Love』
・『メンフィス

ミュージカル部門主演男優賞
★ジョン・ダグリーシュ『Sunny Afternoon』
・ブランドン・ヴィクター・ディクソン『The Scottsboro Boys』
・ジョン・ジョン・ブライオンズ『ミス・サイゴン』
・キリアン・ドネリー『メンフィス』

ミュージカル部門主演女優賞
★ケイティー・ブライベン『Beautiful』
・ビバリー・ナイト『メンフィス』
・ジェマ・アータートン『Made In Dagenham』
・タムシン・グレイグ『Women On The Verge Of A Nervous Breakdown』

ミュージカル部門助演男優賞
★ジョージ・マグワイア『Sunny Afternoon』
・イアン・マッキントッシュ『Beautiful』
・ジェイソン・ペニークック『メンフィス』
・ローラン・ベル『メンフィス』

ミュージカル部門助演女優賞
★ローナ・ワント『Beautiful』
・ヘイドン・グワイン『Women On The Verge Of A Nervous Breakdown』
・ニコール・シャージンガー『キャッツ』
・サマンサ・ボンド『ペテン師と詐欺師』

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