劇団四季は、2015年5月30日(土)~ 6月21日(日)まで、東京・自由劇場にて、『ジーザス・クライスト=スーパースター』<エルサレム・バージョン>の上演を行う。1976年に初演された四季ミュージカルの原点ともいえる本作は、多くのファンからの熱い要望により、今年も上演されることが決定した。
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『ジーザス・クライスト=スーパースター』は、イエス=キリストが十字架にかけられるまでの最後の七日間を、ロックの旋律で綴ったミュージカル。作曲は『オペラ座の怪人』『キャッツ』ほか、数々の名作を手掛けたアンドリュー・ロイド・ウェバー。1971年にブロードウェイにて初演。従来の神格化された像を覆し、一人の人間として苦悩するキリストを赤裸々に描いた作品は、演劇界に衝撃を与えた。
劇団四季では、浅利慶太による2つのオリジナル演出[<ジャポネスク・バージョン>/<エルサレム・バージョン>]で上演しており、その高い芸術性は長年、多くの観客を魅了し続けてきた。今回上演を行うエルサレム・バージョンは、急傾斜舞台を用いて、イスラエルの荒野を表現。リアリズム美を極限まで追求した演出となっており、長年のファンのみならず、初めて観劇する人も衝撃の舞台に惹きつけられることだろう。
『ジーザス・クライスト=スーパースター』<エルサレム・バージョン>東京公演は5月30日(土)~ 6月21日(日)まで、東京・自由劇場にて上演。チケットは4月18日(土)より一般発売となる。
撮影:上原タカシ(写真は前回公演より)