累計400万部を誇る大人気コミックの初の舞台化作品『神様はじめました THE MUSICAL♪』が、ついに東京芸術劇場プレイハウスで幕を開けた。その初日を目前に控えた2015年3月20日(金)、同会場でゲネプロが行われ、出演者の寺島咲、八神蓮、南圭介、高崎翔太、加藤真央、高岡裕貴、川上ジュリアらが記者会見を行った。
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稽古現場の雰囲気について八神は「今どき稽古に1か月もとらない舞台も多い中、この舞台は1か月半くらい前から稽古を始めたんです。キャストもアンサンブルの方を含めると総勢34名くらいいるんですけど、この1か月半の間にスタッフさんが都度バースデー・ケーキを用意してくれて8回くらい誕生日を祝って…」と語り、キャスト陣の仲の良さをアピール。八神はさらに「そういうことがあったので、稽古が終わったのに『あれ、解散にならないぞ?』っていう時には、『誰かのバースデーじゃない?』って言ってしまったりして(苦笑)」と、サプライズ感を損ねてしまったというエピソードも明かした。
ヒロイン・桃園奈々生(ももぞのななみ)役を演じる寺島は、本作が初のミュージカル作品となる。この初挑戦について寺島は「最初は、(映画などとは)全く違うものだと思っていたので、いろいろと不安でしたし、『大丈夫かな?』という感じだったんです。もちろん、(映画などと)違いはあるんですけど1か月半稽古をしてきて、根本が変わらないという風に思いました!」と自信のほどを感じさせるコメント。さらに「映画とかでは、最初から最後まで、2時間近く通して芝居するってことがなかなかないので、楽しいです」と、初のミュージカルを楽しんで挑んでいる様子をうかがわせた。
本作の見どころについて尋ねられた八神が「自分の見どころとしては、“殺陣”が大きいかなと思います。あとは遊郭のシーンがあるんですけど、自分自身はあんまり行ったことがないので(笑)。現代でいうキャバクラとかは、ほとんど行ったことがないので、女性陣とイチャイチャするのがちょっと楽しいなーと」と語ると、共演者の高崎から、すかさず「何言ってんの?」とツッコミが入り、ここでも息の合った和気あいあいとした様子。
そんな高崎は「原作がすごく人気の舞台ですので、僕たちもプレッシャーを感じますし、いろいろ思うところもあります。ですが、原作をないがしろにせずに作り上げてきたので、原作ファンの方も、恐いもの見たさでも良いので、一度観に来ていただけたらと思います!」と原作ファンに向けたメッセージを送っている。
『神様はじめました THE MUSICAL♪』は、東京芸術劇場プレイハウスにて2015年3月21日(土)から3月29日(日)まで上演される。