“車椅子の天才物理学者”スティーヴン・ホーキング博士の半生と、彼を支え続けた妻との純愛を描く感動のヒューマン・ラブストーリー『博士と彼女のセオリー』(原題:The Theory of Everything)が、2015年3月より公開となる。ホーキング博士を演じるのは、映画『レ・ミゼラブル』で自由主義者の青年マリウスを演じたエディ・レッドメインだ。
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学生の頃から天才物理学者として将来を嘱望されていたスティーヴン・ホーキング。彼がケンブリッジ大学の大学院に在籍している時、詩を学ぶジェーンと出会い、たちまち2人は恋におちる。しかし、直後にスティーヴンは難病ALS(筋委縮性側索硬化症)を発症し、余命2年の宣告を受ける。それでも彼と共に生きると決めたジェーンは、力を合わせて病気と闘う道を選択する。
エディは、2009年に舞台『Red』でオリヴィエ賞助演男優賞、そしてトニー賞を受賞。その後、映画『レ・ミゼラブル』に出演しその実力を世に知らしめた。本作では、今もなおホーキング博士が闘っている、身体中の筋肉が衰える難病ALSに侵されていく難役を熱演し、新境地を開いている。また博士を献身的に支える妻ジェーン役を『アメイジング・スパイダーマン2』出演のフェリシティ・ジョーンズが務める。
先日発表された、2014年度ゴールデン・グローブ賞では本作が、作品賞・主演男優賞(エディ・レッドメイン)・主演女優賞(フェリシティ・ジョーンズ)・作曲賞(ヨハン・ヨハンソン)の4部門にノミネートされている。さらに、エディはアカデミー主演男優賞の最有力候補とも呼ばれており、期待は高まるばかりだ。
『博士と彼女のセオリー』は、2015年3月TOHOシネマズ シャンテ他全国ロードショー。
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