1952年にアメリカで製作された映画『ライムライト』は、かのチャールズ・チャップリンが脚本・製作・音楽・監督を務め、そして主演したチャップリン映画の中でも代表作と言える一本だ。この傑作が2015年7月に東京・日比谷シアタークリエにて世界初、舞台化されることが決定した。タイトルはずばり、音楽劇『ライムライト』だ。
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主人公は道化師のカルヴェロ。英国いちの道化師と呼ばれていたカルヴェロだったが、中年を過ぎすっかり落ちぶれていた。ある日カルヴェロは、自殺未遂で倒れていたバレリーナのテリーを助ける。様々な事情から生きる気力を無くしていたテリーを介抱するカルヴェロ。そして再び踊り始めたテリーは新作バレエのダンサーとして抜擢され、一方カルヴェロは――。かつて頂点を極めた道化師と、未来ある若きバレリーナとの切なく美しい恋の物語を描いている。
出演は、『ジキル&ハイド』『モンテ・クリスト伯』のタイトルロールを務めた石丸幹二。そして元宝塚歌劇団・宙組トップ娘役の野々すみ花。このほか良知真次、吉野圭吾、植本潤、佐藤洋介、舞城のどか、保坂知寿らが出演する。
音楽劇『ライムライト』は、東京・日比谷シアタークリエにて、2015年7月5日(日)~15日(水)上演される。チケットは2015年4月25日(土)より一般前売開始となる。