9月6日(土)から9月30日(火)まで、Bunkamuraシアターコクーンにて、シス・カンパニー公演『火のようにさみしい姉がいて』の上演が決定した。
本作は、劇作家・清水邦夫が主宰した演劇企画集団「木冬社」で1978年に初演し、1996年に清水自身の演出で再演された後は上演されることのなかった伝説的戯曲。今回蜷川幸雄が初めて演出し、18年ぶりに3度目の上演を果たすことになった。
とある俳優の男とその妻が転地療養と称して20年ぶりに帰ってきた雪国の故郷で繰り広げられる物語。道を尋ねようと入った理髪店で、誤って鏡の前にあったシャボンのカップを割ってしまうことで、男の姉と名乗る女主人や、得体の知れぬ客たちが次々に現れ、強引に男の過去に入り込んでいく。女主人と妻の狭間に立ち、虚構と現実に翻弄される男の真実とは――。
出演は大竹しのぶ、宮沢りえ、段田安則、山崎一、平岳大、満島真之介、西尾まり、中山祐一朗ほか。本作で舞台初共演となる大竹と宮沢が、蜷川演出の下、どのような物語を繰り広げるのだろうか。
2014年シス・カンパニー公演『火のようにさみしい姉がいて』は、2014 年 9月 6日(土)~ 9月 30 日(火)まで、Bunkamuraシアターコクーンにて、2014年10月5日(日)~13日(月・祝)まで、大阪シアターBRAVA!にて上演される。詳細は、シス・カンパニー公式サイトにてご確認を。