和田雅成『テレビ演劇 サクセス荘』オフィシャルインタビュー!○○は「絶対、やっちゃいかん(笑)」

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2.5次元を中心に活躍する人気俳優が勢ぞろいした『テレビ演劇 サクセス荘』がCSホームドラマチャンネルで放送される。撮影が始まったら最後までカットなし。NGなし。アドリブあり。まさに“Show must go on”の精神で舞台さながらの緊張感漂うドラマに仕上がった作品だ。

物語の舞台は都会の片隅にたたずむアパート、サクセス荘。そこには成功を夢見る若者たちが住んでいる。このサクセス荘で予測不能な出来事が巻き起こる今までにないドラマが『テレビ演劇 サクセス荘』だ。そこで、この物語内でみんなを回す役割を担ったゴーちゃん役の和田雅成の、意外な事実が次々飛び出したオフィシャルインタビューを、CS放送前にお届けする。

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――リハーサルは一度だけ、そして本番一発勝負と謳われた『テレビ演劇 サクセス荘』でしたが、実際、そうだったんですか?

ホントにリハーサル一回の本番一発勝負で、演じるのは計2回だけでした。もうなんだろうコレ?ってことしか考えられないぐらい大変でしたね(笑)。

――出演されている方たちは和田さんも含め、皆さん舞台を中心に活躍されている俳優ばかりでしたが、それでも大変だったということですね。

そうなんです。舞台と一緒って思われるかもしれないんですけど、舞台は台詞を覚えて、稽古を重ねて、本番に臨みます。でも、このドラマは台詞を覚えて、リハーサルして、すぐ本番。だから稽古もしないし、いいシーンもカメラの角度を変えて撮ったりもしないっていう攻めた企画。マジでびびりましたよ(笑)。最初は、本番一発勝負って言ってもどうせリハーサルを何回かするんでしょって思っていたんです。

そしたら本当にリハも一回しかしないし、ちゃんと一発勝負で。リハーサルもスタッフさんがカメラワークの確認をして、僕らは全員が揃って初めての台詞合わせを一回するだけっていう。もうリハはあってないような感じだったんですよね(笑)。

――しかも収録の合間は取材が入り、出演者同士の打ち合わせもほとんど出来ない状態だったとか?

そう、結局、全員で通せるのはリハーサルの一回だけ。すごく怖い企画でしたけど、カットがかかった後の「終わった~」っていう満足感はどの作品よりもあったかもしれませんね。

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――和田さんが演じるのは芸人になるという夢を持つゴーちゃんは、「サクセス荘」の102号室に住む住人でしたね。

ありがたいことに僕が演じたゴーちゃんは、第1回から第12回まで全部出ているんです。多い時で何本撮りだったけかな?・・・そうだ3本だ。3本撮りの日もあったんですけど、その3本撮りを2回経験しているんですよ。あれは絶対、やっちゃいかん!声を大にして言います(笑)。ゴーちゃんは割りとみんなを回す役割なので、会話の量も多くて。だからたくさん台詞もあるんです。文句じゃないですよ、ありがたいって感謝しているんです(笑)。でもドラマ1本分で台本が20ページぐらいあるので、3本撮りだと約60ページ分の台本。それを全部覚えて稽古もせず。言ったら、ギリギリの状態で芝居をしていましたからね。

――中でも難しいなと思った回はありますか?

タイムマシンが出てくる回(第11回)。これは難しかったですね。タイムスリップして、何回か過去に戻るんですけど、僕は最初から出ているので、4回ぐらいかな?同じ芝居をずっとしなきゃいけないっていう。時間が戻った時、あれ?自分はどうすればいいんだっけ? っていうことがありましたから(笑)。でも、終わった後の満足感が一番大きかった回でもありました。

――最後にご覧になる方たちにメッセージをお願いします。

この『サクセス荘』はすごく攻めた企画で、スタッフさんの愛と、役者さんの作品に対する愛があふれたドラマになっています。そしてこの『サクセス荘』の魅力はやっぱり本番一発勝負。どこが台詞でどこがアドリブなのか!?そこを楽しみながら見ていただくと、より一層面白さが際立つと思います。あと僕の演じるゴーちゃんが、みんなのとんでもない球をキャッチしているところもぜひご覧になってください!

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◆放送情報

『テレビ演劇 サクセス荘』(全12話) 
【放送局】CS ホームドラマチャンネル
【放送日】2月10日(月)スタート/毎週月曜 深夜2:00~ ほか
【視聴方法】スカパー!、各地のケーブルテレビ、ひかりTVなどで視聴が可能

【公式サイト】https://www.homedrama-ch.com/special/25_actor_2

写真提供:ホームドラマチャンネル
スタイリスト:石橋修一
ヘアメイク:国府田雅子
カメラマン:松井伴実
テキスト:今 泉

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