海宝直人&岡宮来夢が時空を超えて共鳴!ミュージカル『ISSA in Paris』会見レポート

当ページには広告が含まれています
海宝直人&岡宮来夢が時空を超えて共鳴!世界初演ミュージカル『ISSA in Paris』会見レポート

2026年1月10日(土)より東京・日生劇場にて、ミュージカル『ISSA in Paris』が開幕した。初日前日の1月9日(金)には、同劇場で初日前会見と公開ゲネプロが行われ、主演の海宝直人岡宮来夢をはじめ、潤花、豊原江理佳、そして演出の藤田俊太郎が登壇した。

あわせて読みたい
日生劇場で2026年1月~5月に上演される舞台・ミュージカル作品まとめ 各劇場で数々の素晴らしい舞台が上演された2025年。2026年も、舞台・ミュージカルファンの心をくすぐる期待の作品が数々控えています。今回、他の劇場には無い独特の幻...
目次

現代のシンガーソングライターと江戸の俳人、時空を超えた“出会い”

本作は、『ナイン』『タイタニック』などで知られるミュージカル界の巨匠モーリー・イェストンが、原案・作詞・作曲を手がけるオリジナル・ミュージカル。小林一茶の俳句「露の世は露の世ながらさりながら」に感銘を受けたイェストンが、一茶の人生における“空白の10年”に着目し、「その間にパリへ渡っていたのではないか」という大胆な仮説をもとに物語を構想。現代と過去、東京とパリ、そして江戸が交錯するファンタジックな世界が描かれる。

海宝直人&岡宮来夢が時空を超えて共鳴!世界初演ミュージカル『ISSA in Paris』会見レポート

会見には、劇中衣装をまとったキャスト陣が登場。現代の東京で正体を隠して活動するシンガーソングライター・海人(ISSA)を演じる海宝直人は、「海人は大ヒット曲を生み出したものの、その後スランプに陥り、母との確執も抱えている人物」と役柄を説明。「母が遺した原稿に描かれた一茶の旅路を読み解きながら、パリでの出会いを通して変化していく姿を演じています」と語った。

物語の構造については、「海人が一茶たちの物語をある意味で俯瞰し、傍観者のように見ているところから、徐々にその世界に近づいていく。その距離感が本作の大きな特徴であり、肝になっている部分だと思います」と語る。

海宝直人&岡宮来夢が時空を超えて共鳴!世界初演ミュージカル『ISSA in Paris』会見レポート

一方、若き日の小林一茶を演じる岡宮来夢は、「史実には残されていない“空白の10年”に、一茶がパリに行っていたのではないかという、この作品ならではの設定の中で生きさせていただいています」とコメント。「海人にとってどんな一茶でありたいか、海人の母の想いも意識しながら稽古を重ねてきました」と振り返り、「稽古映像を見ているだけでも本当に楽しくて、早くお客様にお届けしたいという気持ちでいっぱいです」と笑顔を見せた。

公開ゲネプロで立ち上がった、壮大で繊細な世界観

海宝直人&岡宮来夢が時空を超えて共鳴!世界初演ミュージカル『ISSA in Paris』会見レポート

海宝直人&岡宮来夢が時空を超えて共鳴!世界初演ミュージカル『ISSA in Paris』会見レポート

初日前会見に続いて行われた公開ゲネプロでは、開幕直前の緊張感の中で、本作の世界観が鮮やかに立ち上がった。現代の東京、18世紀のパリ、そして江戸という異なる時代と場所が、舞台転換や映像、照明によって軽やかに行き交い、物語は途切れることなく展開していく。

海宝直人と岡宮来夢が時空を超えて呼応する場面では、2人の歌声と芝居が重なり合い、作品の核となるテーマが強く浮かび上がる。また、群衆が躍動するパリのシーンでは、カンパニー全体のエネルギーが舞台を満たし、モーリー・イェストンの楽曲を生オーケストラで届ける音楽と相まって、ミュージカルとしてのスケール感と完成度の高さを印象づけていた。

パリで生きる女性たちが織りなすドラマも

海宝直人&岡宮来夢が時空を超えて共鳴!世界初演ミュージカル『ISSA in Paris』会見レポート

物語を彩るヒロインたちも、会見でそれぞれの想いを語った。現代のパリで振付家兼ガイドとして生きるルイーズ役の潤花は、「海人との出会いをきっかけに、人生が大きく動き出す役。稽古を重ねる中で、最後にはとても温かいものを感じるようになりました」とコメント。「衣装やセット、音楽が合わさることで、作品の見え方がどんどん変わってきています」と手応えを口にした。

海宝直人&岡宮来夢が時空を超えて共鳴!世界初演ミュージカル『ISSA in Paris』会見レポート

一方、18世紀、フランス革命前夜のパリで女優かつ革命家として生きるテレーズ役の豊原江理佳は「一茶と出会い、お互いに影響し合いながら生きていく人物」と役どころを説明。「江戸時代の人々と現代の人々が舞台上で交差する中で、それぞれの“幸せの形”や、居場所とは何かを考えさせられる作品になっています」と、本作が持つメッセージ性を語った。

藤田俊太郎が仕掛ける“魔法のような”演出

海宝直人&岡宮来夢が時空を超えて共鳴!世界初演ミュージカル『ISSA in Paris』会見レポート

演出を務める藤田俊太郎は、約2カ月にわたる創作期間を振り返り「一瞬一瞬が驚きと発見、そして成長に満ちた時間でした」とカンパニーへの信頼をにじませた。見どころについては、「時代や場所、感情が一瞬で切り替わる“魔法のような仕掛け”を、作品全体に散りばめています」と語り、「抗い、戦い、懸命に生きる民衆の姿は、過去のパリや江戸、そして現代にも通じるもの。その姿を海人や一茶がどう受け止め、新しい価値観に出会っていくのかが大きなテーマです」と作品への思いを明かした。

音楽面についても、海宝は「“Double Mori”(モーリー・イェストン×音楽監督・森亮平)によるオーケストラ・アレンジは聴きどころ」と絶賛。「最初のオーケストラ合わせで、あまりの素晴らしさに思わず立ち上がってしまった」と明かし、音楽が作品にもたらす力を強調した。

俳句で締めくくる和やかなひととき

海宝直人&岡宮来夢が時空を超えて共鳴!世界初演ミュージカル『ISSA in Paris』会見レポート

会見終盤には、作品への想いを「俳句」で表現するという無茶振りも。海宝は「もう初日 ワクワクドキドキ 楽しみだ」と勢いよく一句を詠み上げ、続いて指名された岡宮も「来たぞこれ 楽しみいっぱい 頑張るぞ」と応じ、会場は温かな笑いに包まれた。

最後に岡宮は「最高の仲間たちと作り上げた作品です」と胸を張り、海宝も「お客様にとって、新鮮な出会いとなる作品をお届けできると思います」と自信をのぞかせた。

日本発の新作オリジナル・ミュージカル『ISSA in Paris』は、1月30日(金)まで東京・日生劇場にて上演。その後、大阪、愛知公演も予定されている。

ミュージカル『ISSA in Paris』公演情報

ミュージカル『ISSA in Paris』
キャスト 海人(ISSA):海宝直人
小林一茶:岡宮来夢
ルイーズ:潤 花
テレーズ:豊原江理佳

中河内雅貴/染谷洸太[Wキャスト]、彩吹真央/藤咲みどり[Wキャスト]、内田未来、阿部 裕、森山大輔、塚本 直、井上真由子、岡田治己、尾関晃輔、加藤翔多郎、黒川賢也、木暮真一郎、斎藤准一郎、渋谷茉樹、島田隆誠、根岸みゆ、般若愛実、引間文香、深瀬友梨、古川隼大、武者真由、森 加織、大村真佑、森田有希、中井理人/星 駿成/見﨑歩誠[トリプルキャスト]

スタッフ 【原案・作詞・作曲】モーリー・イェストン
脚本・訳詞高橋知伽江
【演出】藤田俊太郎
振付ジュリア・チェン
チケット情報 チケットぴあで予約・購入する
公式サイト https://www.umegei.com/issa2026/
公式SNS X(Twitter):@issa_in_paris

 

あわせて読みたい
【初心者必読!】舞台・ミュージカルの観劇マナー16選!服装から持ち物まで 昨今、知名度のある作品が舞台化される機会が増え、今まで演劇に触れたことのなかった方が「初めて劇場に行ってみよう」と思う機会が増えてきました。演劇に興味を持つ...

あわせて読みたい
「速攻ブルーベリー」は観劇の何分前に飲むのが効果的?DHCに直接聞いてみた【後編】 皆さんこんにちは!エンタステージ編集部・4号です!エンタステージでは気になる演劇の「今」に迫る新しい調査企画を始めることになり、第一弾として話題の「速攻ブルー...

\月額550円でアニメ、映画、ドラマ見放題!まずは14日間無料体験/

詳細>>

掲載日時点での情報です。 最新情報は各公式サイトをご確認ください。

海宝直人&岡宮来夢が時空を超えて共鳴!世界初演ミュージカル『ISSA in Paris』会見レポート

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

エンタステージは、演劇初心者からツウまで、演劇に関する情報、ニュースを提供するサイトです。サイトを訪れたユーザーの皆さんが、情報をさらに周囲に広めたり、気になる作品や人物などを調べたり・・・と、演劇をもっと楽しんでいただける情報を発信していきたいと思います。

目次