森見登美彦の『四畳半神話大系』を初舞台化!主演は伊野尾慧(Hey! Say! JUMP)

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森見登美彦の大人気小説『四畳半神話大系』が初の舞台化を果たし、2026年5月より東京・大阪にて上演されることが決定した。主演を務めるのは、Hey! Say! JUMPの伊野尾慧。脚本・演出は、アニメ版の脚本も手掛けたヨーロッパ企画の上田誠が担当する。

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森見登美彦×上田誠×伊野尾慧で贈る、独自の青春ファンタジー

原作は、京都を舞台に独自の語り口で日本の新しいファンタジーを切り拓く作家・森見登美彦の代表作の一つ。2010年にはテレビアニメ化もされ、その独特な世界観と映像美で多くのファンを魅了した。

今回の舞台化にあたり、脚本・演出を手掛けるのはヨーロッパ企画の上田誠。アニメ『四畳半神話大系』や映画『夜は短し歩けよ乙女』の脚本、さらには舞台『夜は短し歩けよ乙女』の脚本・演出も手掛けるなど、森見作品を熟知したクリエイターだ。

そして、主人公の冴えない大学生「私」役には、バラエティやドラマ、舞台と多方面で活躍する伊野尾慧が決定。華麗なアイドルのオーラを封印し、自身のイメージとはかけ離れた“腐れ大学生”役に挑む。

京都の並行世界を舞台上でどう表現するのか?

物語の主人公は、バラ色のキャンパスライフを夢見ながらも、現実はほど遠い生活を送る大学3回生の「私」。「1回生に戻ってやり直したい」という彼の願望をきっかけに、複数の並行世界で繰り広げられる、おかしくもほろ苦い青春ストーリーが描かれる。内向的でありながら内面は騒がしい主人公の妄想や、一癖も二癖もある登場人物たちが織りなす世界を、上田誠ならではの手腕でどう舞台上に現出させるのか注目だ。

コメント紹介

脚本・演出:上田誠(ヨーロッパ企画)

ちょっとどうなるか分からない。責任者は私である。
「四畳半神話大系」という、たいへんに内向的な青春小説を舞台化する。森見登美彦先生の煩悩汁や妄想汁や青春汁、あらゆる汁が沁みこんだ万年畳のような小説である。内面はたいへん騒がしく面白いことになっているが、普通に舞台化すれば、主人公はただむっつりと畳の上に座っているだけである。

アニメ脚本のオファーをいただいたのは15年前。「えっ『夜は短し歩けよ乙女』のほうじゃないの?」と訝しんだし、このほとんど下宿で一人語りするだけのような小説がどうやったらアニメになるんだろう、と思いながら引き受けた。
そうすると驚くべきサイケデリックでグロテスクでロマンチックな作品がぐりん!とできた。湯浅政明監督の慧眼と手腕に震えたし、ぐりん!は、むっつりした主人公を四次元的に裏表ひっくりかえした音だった。

そのぐりん!を自分もやってみようと思った。
小説とアニメを除いては、舞台に限ってそれが可能のように思えたし、伊野尾慧さんという主役を得たことも大きい。その涼やかな外見の中に、煩悩や邪悪や面白をたくさん渦巻かせていそうな、ぐりん!しがいのある人だ。

主人公はただむっつりと畳の上に座っているだけである。
その内面ではのべつずらずらと妄想や他責志向や自省が語られ、登場人物たちは色眼鏡によって自在に歪められ、怪物や聖女や悪女になる。無生物がしゃべり出すしジョニーが意思を持つ。そんな阿呆学生宇宙を舞台にぐりん!と現出させられたら、という目論見である。
うまくいったら宇宙創成の神話になる。

主演:伊野尾慧

初めてミュージカルに挑戦した『ハネムーン・イン・ベガス』から、2年ぶりの舞台出演になります。「なんか楽しみだな」という気持ちが大きいですね。

やっぱりヨーロッパ企画・上田誠さんの舞台に出るというところももちろんそうですし、原作の作品世界がすごく素敵で。加えて個人的にタイムリープものが大好きなので、そういった作品に自分も参加できるのがすごく楽しみです。勢いというか、力強さを感じつつ、原作やアニメのスピード感、あの独特な森見さんワールドを演じるのは楽しみでもあり、難しいところなのかなと、ドキドキワクワクしています。

本で描かれていた作品が、アニメで視覚的な情報になって、今度は舞台で“体験”になる――その段階を踏んでいるのが面白いなと思っています。
僕が演じる主人公の「私」はかなり悶々としているのですが、学生の頃に誰しもが抱えていたであろうあの気持ちは、僕も大学に通っていたのでわかる気がします。

35歳、大学生役、頑張ります!

『四畳半神話大系』公演情報

公演情報
タイトル 『四畳半神話大系』
公演期間・会場 【東京公演】2026年5月17日(日)~5月31日(日) 新国立劇場 中劇場
【大阪公演】 2026年6月4日(木)~6月9日(火) 東京建物 Brillia HALL 箕面(箕面市立文化芸能劇場)
スタッフ 原作:森見登美彦(「四畳半神話大系」角川文庫刊)
脚本・演出:上田誠(ヨーロッパ企画)
キャスト 伊野尾慧 ほか
チケット情報 後日発表
公式サイト https://www.yojouhan-stage.jp/
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