2023年7月に創立70周年を迎えた劇団四季が、日々活動を支えるファンへの感謝を込めて、劇団初の「アップサイクルプロジェクト」を始動。株式会社アーバンリサーチとのコラボで、劇団の倉庫に眠る舞台衣裳の布や装飾素材を活用した商品を10月20日(金)より数量限定で発売する。
「アップサイクルプロジェクト」は、使われなくなったものに手を加え、新たな形に昇華する試み。今回のコラボでは、劇団四季衣裳部が大切にストックしていた舞台衣裳用の生地や装飾素材に着目した。
劇団の倉庫には、衣裳製作のために購入した布のうち「約10%」がメンテナンス用として長期にわたってストックされてきた。これらの一つ一つの素材の特性を生かしながら、商品の一部として使用して、アクセサリーやバッグなどの雑貨を製作。今年7月に劇団四季のPOP UP SHOPで販売した際には、大きな反響があった。
今回販売されるコラボ商品は、デニムやキャンバスといったカジュアルな衣料品で主に使用される素材やアイテムを中心に、日常使いはもちろん、観劇の際にも身に着けたくなるような商品がラインナップしている。
コラボレーションをするにあたり、劇団四季の「舞台衣裳のストック生地」を活用するのはもちろん、すでにある衣料資源を生かしたいという思いから、商品の企画を進める中で発生するサンプル品など、倉庫に眠っていた商品と組み合わせたリメイクウェアを企画(すべて1点もの)。
ショルダー部分にあしらわれた劇団四季の生地がアクセントになったキャンバストートや、株式会社アーバンリサーチのバッグ&シューズブランド「RODE SKO」の人気品番をベースに、カバンの裏地などにさりげなく劇団四季の生地を使用したショルダーバッグも販売される。
さらに、洋服やバッグなどの服飾雑貨だけでなく、創立70周年を祝して、劇団四季の生地を贅沢に使用したテキスタイルフラワーのブーケも用意(数量限定)。こちらは、職人の手で “愛情(LOVE)” いっぱいに生まれたものと、”エコロジーやエコノミー(eco)” をブランド名に込めて、「人や物を大切にする」をテーマにものづくりを提案する〈LOVECO(ロベコ)〉の協力の元、舞台衣裳の鮮やかな色や柄を活かした特別なブーケに仕上げた。
なお、ブーケは職人が1本1本手作りで製作しているため、ごく少量の用意になるが、在庫ができ次第、再販売を予定しているとのこと。
販売は、アーバンリサーチ ルミネ有楽町店にて。なお、10月20日(金)から10月22日(日)までは「完全抽選販売」(整理券配布)となる。購入点数制限あり。