織山尚大、3年ぶりの主演舞台!小川絵梨子演出で心理劇の傑作『エクウス』に挑む

当ページには広告が含まれています

少年忍者の織山尚大が、2026年1月より上演される舞台『エクウス』で主演を務めることが決定した。本作は、ピーター・シェーファーによる傑作戯曲を、演出家の小川絵梨子が新訳・新演出で立ち上げるもの。織山にとっては3年ぶりの主演舞台となり、小川とは初のタッグとなる。

あわせて読みたい
織山尚大・青木滉平(少年忍者/ジャニーズJr.)らが河童社会を通して人間社会を痛烈に風刺する空想科学... 2021年6月5日(土)に空想科学劇『Kappa』~芥川龍之介『河童』より~が東京・品川プリンスホテル ステラボールにて開幕した。初日当日に開幕直前取材と公開ゲネプロが行...
目次

演劇史に残る衝撃作、小川絵梨子の新訳・新演出で上演

舞台『エクウス』は、実際に起きた事件をもとに、6頭の馬の目をフォークで突くという衝撃的な事件を起こした少年の心の闇と情熱を真正面から捉えた心理劇の傑作。1973年にロンドンで初演されると高い評価を受け、ブロードウェイではトニー賞最優秀作品賞を受賞するなど、世界中で上演されてきた。2007年のロンドン公演では、ダニエル・ラドクリフが主演し大きな話題を呼んだことでも知られている。

今回、この傑作戯曲の翻訳・演出を手掛けるのは、読売演劇大賞優秀演出家賞ほか数々の受賞歴を持ち、新国立劇場の演劇芸術監督も務める小川絵梨子。小川ならではの現代的な視点から、人間の「正気と狂気」の境界を鋭く描き出す、新たな『エクウス』が誕生する。

主演・織山尚大、3年ぶりの主演舞台で難役に挑む

これまで数多くの名優たちが演じてきた主人公、17歳の少年アラン・ストラング役に挑むのは、少年忍者の織山尚大。主演舞台は3年ぶりとなる。

織山が演じるアランは、無神論者の父と敬虔なキリスト教徒の母という矛盾した家庭環境で育ち、いつしか「馬=神」という異常な信仰と執着を抱くようになった少年だ。幼少期から培われた卓越したダンスセンスと表現力に定評があり、近年は映像作品でも活躍の場を広げる織山が、アランの内に秘めた純粋な情熱と信仰心にどう向き合うのか、注目だ。

出演にあたり、織山は「本作は、僕にとって初めてのグローブ座公演となります。このような舞台、そして主演という貴重な機会を与えてくださったすべての方々に、感謝の気持ちでいっぱいです。近年、世の中でも様々な映像作品が増えている中、舞台だからこそ味わえる”生”の衝撃や感動には、とても大きな価値があると感じています。舞台上で、肌と肌をぶつけ合いながら繰り広げられる芝居、そしてお客さんの目の前で積み上がっていく物語が、こんなにも美しいのかと、ぜひ実際に劇場で観て、感じていただけたら嬉しいです。劇場でお待ちしております」とコメントを寄せている。

上演時期は、2026年1月下旬に東京・東京グローブ座、2月中旬に大阪・サンケイホールブリーゼにて。

nあらすじ

17歳の少年アラン・ストラングが、6頭の馬の目を突いて失明させるという衝撃的な事件を起こす。
動機も理由もわからぬまま、アランの治療を引き受けることとなった精神科医のダイサート。
しかしアランはコマーシャルソングを口ずさむだけで、ダイサートの質問には一切答えようとしない。
宗教に反対する父親、息子をただ溺愛する母親・・・。
アランはその心の奥に何を抱えているのか、そしてアランに心を開かせようとする中で、ダイサート自身の内面もまた激しく揺さぶられることになる。

『エクウス』公演情報

公演情報
タイトル 『エクウス』
公演期間・会場 【東京公演】2026年1月下旬 東京グローブ座
【大阪公演】2026年2月中旬 サンケイホールブリーゼ
スタッフ 作:ピーター・シェーファー
翻訳・演出:小川絵梨子
キャスト 主演:織山尚大
チケット情報 S席 11,000円/A席 9,500円(税込・全席指定・未就学児入場不可)
公式サイト https://www.equus-stage.jp
公式SNS
あわせて読みたい
【初心者必読!】舞台・ミュージカルの観劇マナー16選!服装から持ち物まで 昨今、知名度のある作品が舞台化される機会が増え、今まで演劇に触れたことのなかった方が「初めて劇場に行ってみよう」と思う機会が増えてきました。演劇に興味を持つ...
あわせて読みたい
「速攻ブルーベリー」は観劇の何分前に飲むのが効果的?DHCに直接聞いてみた【後編】 皆さんこんにちは!エンタステージ編集部・4号です!エンタステージでは気になる演劇の「今」に迫る新しい調査企画を始めることになり、第一弾として話題の「速攻ブルー...
\月額550円でアニメ、映画、ドラマ見放題!まずは14日間無料体験/
掲載日時点での情報です。 最新情報は各公式サイトをご確認ください。

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

エンタステージは、演劇初心者からツウまで、演劇に関する情報、ニュースを提供するサイトです。サイトを訪れたユーザーの皆さんが、情報をさらに周囲に広めたり、気になる作品や人物などを調べたり・・・と、演劇をもっと楽しんでいただける情報を発信していきたいと思います。

目次