作・演出を下枝維庵、音楽を永田凜太朗が手掛ける劇団YOLOの新作ミュージカル『イルカは記憶の海を泳ぐ』が、2025年10月23日(木)から10月26日(日)まで上演される。主演を務めるのは百名ヒロキ。稽古場より、歌唱シーンが公開された。

“いま”を生きるすべての人に贈る、愛の物語
劇団YOLOは、「You Only Live Once」をモットーに、オリジナル作品を展開するミュージカルプロデュース団体。今年の春には『メメント・モリ 〜僕が愛した日々〜』を上演した。本作は、劇団YOLOの第2作目であり、「あたりまえであるべき愛を」をテーマに、静かな海に抱かれた長崎の離島を舞台に描かれる繊細な愛の物語だ。
出演は、百名ヒロキ、富樫慧士、新田絢加の3名。百名は大学卒業後に若手作家大賞を受賞しデビューした小説家・月島仁役。富樫は幼稚園の教員で小説家の恋人・日高碧役。新田は碧の姉で高校教師の日高紅音を演じる。
長崎の離島で静かに暮らす仁と碧。碧は、突然の事故の影響で進行性の健忘症を抱えていた。日々少しずつ記憶を失っていく碧と、そんな彼を穏やかに見守りながら共に生きる仁。
こぼれ落ちる名前、色あせていく思い出・・・忘れられても、忘れてしまっても、それでも愛し続けることはできるのか。“今”という時を生きる彼らの時間を、静かに、力強く描く意欲作だ。
動画では、劇中で歌われる楽曲をご紹介。
誰かを愛するという、形のない想いにふっと心を寄り添わせてみたくなる、切なくも優しい物語にぜひ触れてみてほしい。
あらすじ
30歳の小説家・月島仁は、進行性の健忘症を抱える恋人・日高碧と共に、長崎の離島で静かに暮らしている。記憶を失っていく碧と、共に過ごす限られた時間を大切に生きる。
仁は開業医の息子として育つが、小説家を志し、父の期待との間で孤独を抱えていた。そんな時、都心の教会で碧と出会い、「忘却はより良い前進を生む」という碧の言葉に救われる。
仁は作家デビューを果たし、碧は幼稚園の先生になった。ふたりは東京で同棲し、穏やかな幸せを手に入れた。だが、突然の事故が碧を襲い、彼は進行性の健忘症と診断される。事故以前の記憶も、新しい記憶も徐々に消えていく。
都会での生活を離れ、ふたりは碧の故郷である離島へ。
記憶を繋ぐための努力もむなしく、碧は仁のことさえ思い出せなくなる。
それでも仁はそばに寄り添い、変わらぬ愛で碧を支える。
記憶と忘却のはざまで、ふたりが紡ぐ日々を描く物語。
ミュージカル『イルカは記憶の海を泳ぐ』公演情報
公演情報 | |
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タイトル | ミュージカル『イルカは記憶の海を泳ぐ』 |
公演期間・会場 | 【東京公演】2025年10月23日(木)~10月26日(日) インディペンデントシアターOji(旧王子小劇場) |
スタッフ | 作・演出:下枝維庵 音楽:永田凜太朗 |
キャスト | 百名ヒロキ 富樫慧士 新田絢加 <ピアノ>有賀 瞳 |
チケット情報 | https://www.confetti-web.com/events/10013 |
公式サイト | https://gekidanyolomusical.my.canva.site/irukahakiokunoumiwooyogu |


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