丘山晴己が、アート展「DRIP DRIP」を開催することが決定。また、今回の個展を機に、今後の現代アーティストとしての活動名義を「TEDDY SUN(テディ・サン)」名義で行うと発表した。
丘山晴己が個展タイトル「DRIP DRIP」に込めた想い
丘山は昨年、代官山「DRELLA」でのアート展「505 I found」、メディコム・トイとのコラボレーション作品「BE@RBRICK POPCORN BE@R 400%」、西武渋谷店でのポップアップ・アートエキシビョン、メイクスのアートマンションシリーズ「MAKES ART」のアートワークなど、現代アーティストとして精力的な活動を見せていた。
今回のアート展「DRIP DRIP」では、子供時代の無邪気な創造力と、日常の中に潜む奇跡的な瞬間をテーマとした新作を発表。個展タイトルの「DRIP」というワードは、ヒップホップのスラングとしても使われており、スタイル、ファッション、カリスマ性を意味し、クールで洗練された見た目を表現する際に使われている。
丘山晴己、開催に向けコメント「遊び心が溢れるようなきっかけを」
幼少期を日本、青年期を米国で過ごした丘山による東洋と西洋の融合が感じられる個性的な作品は、近年、国内外のアートコレクターに注目されている。
開催に向けて、丘山は「幼い頃、曇ったお風呂の鏡や窓ガラスに、指先で絵を描いたことを覚えていますか? それは、誰もがアーティストになれる無邪気なひと時でした。評価も技術も気にせず、ただ心のままにハートやスマイルマーク、自分の名前や大好きなキャラクターを描き、瞬く間に消えて行く、儚いアートに夢中になりました。指先から落ちる水滴(DRIP)、それは自然と重力が生み出す、奇跡の瞬間のアート。あの頃の落書きは、もっとも自由で純粋なアートだったのかもしれません」
「今回の個展では、作品を通じて、あの頃の感覚を呼び起こし、毎日に遊び心が溢れるような、きっかけを作れれば嬉しく思います。滴り落ちる水の流れはコントロールできませんが、予測不能な変化の中には創造の本質が宿っています。完璧なチョコレートも素敵ですが、滴り落ちるチョコレートは、より美味しそうで官能的です。新作では、私たちが日常でふと見逃してしまうような、しかし、確かに存在する魅力的な瞬間に焦点を当てています。DRIPアートの魔法に包まれた、幻想的な旅を一緒に楽しみましょう」とコメントを寄せている。
アート展「DRIP DRIP」は、2024年8月28日(水)から9月8日(日)まで、東京・代官山の現代アートギャラリー「DRELLA」にて開催される。
丘山晴己(Teddy Sun)「DRIP DRIP」開催概要
TEDDY SUN(HARUKI KIYAMA)SOLO EXHIBITION
「DRIP DRIP」presented by DRELLA
【会期】
8月29日(木)16:00~19:00
※オープニングイベント : Teddy Sun在廊
8月30日(金)~9月8日(日)12:00~19:00
※入場無料
※29 日~31日 : Teddy Sun 在廊予定(時間、追加在廊日はInstagramにて随時発表)
【会場】
DRELLA アートギャラリー
〒150-0034 東京都渋谷区代官山町15-10 Grove 代官山1F
【DRELLA Instagram】drella.art
【Haruki Kiyama Instagram】haruki_kiyama.art