劇団鹿殺し、6年ぶりの本多劇場でザ・ショルダーパッズ『この身ひとつで』を上演

2023年5月19日2024年7月23日

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2023年7月に、劇団鹿殺しが東京・下北沢にて本公演ザ・ショルダーパッズ『この身ひとつで』を上演すると発表した。鹿殺しが本多劇場に登場するのは約6年ぶり。

昨年、活動20周年YEARを無事終えた劇団鹿殺し。節目を超え、新たな演劇の境地へと歩を進めるために、彼らが選んだ演目は、男性の衣裳は「２枚の肩パット」のみ、シンプルな肉体と想像力を武器に、演者と観客、双方の世界を無限に解放することに挑戦するザ・ショルダーパッズ。

ザ・ショルダーパッズは、鹿殺しが2004年に劇中劇の中で産声を上げたこの作品と演出法。劇場のみならず、全国ライブハウスツアー、福岡演劇フェスティバル、ぴあ主催の2012年PLAY PARK〜日本短編舞台フェス〜などなど、様々なフェスティバルで披露され、コロナ禍の2020年に再始動した本公演の一作目として、演劇の力を再確認すべく単独の公演形態『ザ・ショルダーパッズ』と銘打ちついに劇場単独公演作品にまで昇華させた。

また、関西ジャニーズJr.／Aぇ！groupの冠番組「THE GREATEST SHOW-NEN」（朝日放送）では同作にメンバーが挑戦し、ストイックに身体の可能性を追い求めた演出が話題となった。

今回は、2020年に上演した『銀河鉄道の夜』をブラッシュアップした『鹿版銀河鉄道の夜’23』に加え、新作『鹿版 The Wizard of OZ 』（原作：オズの魔法使い）を同時上演する。

脚本は、映画『Gメン』（監督：瑠東東一郎／主演：岸優太）の脚本、AbemaTV『主役の椅子はオレの椅子』の鬼コーチ＆舞台版の脚本・演出など、外部作品での活躍の幅を広げる丸尾丸一郎。

演出は、2013年の文化庁新進芸術家海外研修制度によるカナダ留学を経て、イリュージョニストHARAを始め、世界で活躍するアーティストとのコラボしたロングラン作品『真Ninja Illusion LIVE The REAL』、歌劇『桜蘭高校ホスト部』などの様々な作品の演出を手がける菜月チョビ。

さらに、映画『誰もしらない』（2004年／監督：是枝裕和、主演：柳楽優弥）の主題歌「宝石」で知られるシンガーソングライターのタテタカコがザ・ショルダーパッズのメインテーマ＆『鹿版銀河鉄道の夜’23』の楽曲、舞台『刀剣乱舞』『文豪とアルケミスト』などの人気作品の音楽を手掛ける伊真吾が『鹿版銀河鉄道の夜’23』の劇伴と『鹿版オズの魔法使い』の楽曲を担当。

ステージングは、『鹿版 The Wizard of OZ 』をダンスカンパニー「イデビアン・クルー」の主宰、NODA・MAPや舞台『千と千尋の神隠し』などを手掛けてきた井手茂太、『鹿版銀河鉄道の夜’23』をダンスエンターテイメント集団「梅棒」・「ゲキバカ」主宰の伊藤今人が手掛ける。

出演者には、島田惇平、中西智也、鈴木浩文らが決定。さらに、2020年より活動を休止していた劇団員の橘輝が本公演で復帰＆活動再開をすることも発表された。

劇団鹿殺し 2023本公演ザ・ショルダーパッズ『この身ひとつで』は、7月13日（木）から7月18日（火）まで東京・本多劇場にて上演される。

チケットは5月27日（土）12：00より特設サイトにて、期間限定・特典付き最速先行販売を実施。

また、本公演では、
・高校生以下の方を対象に「高校生チケット」を1,000円で販売
・25歳以下の方を対象に「U-25チケット」を定価30%OFFの4,000円で販売
・同伴の子どもの料金を無料にした「親子チケット」
など、様々な環境にいる方の劇場体験への一歩にしていただけるような多種多様な割引チケット＆キャンペーンに挑戦している。詳細は、特設サイトにてご確認を。

【特設サイト】https://shika564.com/sp2023

ご挨拶

劇団鹿殺し、久々の本多劇場！
そんな好機に満を辞して、ザ・ショルダーパッズが帰ってくる！
（橘輝くんもしれっと帰ってくる！やった！）
男性の衣装は２枚の肩パットのみ。
シンプルな肉体と、想像力の翼のみを武器に、
演者と観客、双方の世界を無限に解放することに挑戦する、劇団鹿殺しの伝統表現の集大成。
非日常への渇望と日常に潜む報われぬ叫びを抱え、
どこまでも自由に物語に没頭するための作品形態であるザ・ショルダーパッズ。

可笑しくも愛しいショルダーパッズたちを通して、
気づけば笑ってしまうほど美しい心の原風景に出会う旅へ、
いざ、ご一緒してください！（切に！）

菜月チョビ