2023年春に、IHIステージアラウンド東京(豊洲)にて『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーⅩ』が上演される。これまでも『NINAGAWA十二夜』『マハーバーラタ戦記』『風の谷のナウシカ』など自身の企画、構想などから新しい歌舞伎の舞台を創り出してきた尾上菊之助の熱望により、「ファイナルファンタジー」シリーズ35周年を記念して歌舞伎化が決定した。
IHIステージアラウンド東京は、周囲を取り囲む360度全てに展開されるステージと、その中心に巨大な円形の観客席を配置し、巨大なお盆に乗った観客席自体が回転しながら、舞台、映像、音楽などと画期的な方法で融合することで、これまでにない感覚を味わえる、アジア初の没入型360°回転劇場。
今回の歌舞伎化では、【ティーダとユウナの物語】【白熱のブリッツボール】【異界送り】【ラストバトル】などを、前編・後編を通しで上演時間約8時間(休憩含)かけて描く予定だ。旅の始まりと終わりを一日で追体験できる。
出演は、自ら企画と演出を担当する尾上菊之助をはじめ、中村獅童、尾上松也、そして中村錦之助、坂東彌十郎、中村歌六など。脚本は連続テレビ小説『おちょやん』などを手掛けた八津弘幸、共同演出は、『ドラゴンクエスト ライブスペクタクルツアー』や大規模なライブショーを手掛けてきた金谷かほりが担当する。気になる配役は、以下のとおり。
【配役】
尾上菊之助/ティーダ
中村獅童/アーロン
尾上松也/シーモア
中村梅枝/ルールー
中村萬太郎/ルッツ、23代目オオアカ屋
中村米吉/ユウナ
中村橋之助/ワッカ
上村吉太朗/リュック
中村芝のぶ/ユウナレスカ
坂東彦三郎/キマリ
中村錦之助/ブラスカ
坂東彌十郎/ジェクト
中村歌六/シド
そして、この公演のためだけにオリジナルCGビジュアルをスクウェア・エニックスのイメージ・スタジオ部が特別に制作。“ザナルカンド”を背景に、『ファイナルファンタジーX』主人公ティーダとヒロイン・ユウナが微笑みあっている幻想的で世界一ピュアな夢のビジュアルが誕生した。
『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』は、2023年3月4日(土)から4月12日(水)までIHIステージアラウンド東京にて上演される。
なお、チケットの一般発売に先駆けてSS席限定の超最速先行が10月2日(日)23:59まで実施中。
<チケット料金(税込)/全席指定(前編・後編通し)>
SS席:32,000円 非売品オリジナルCGビジュアルアクリルスタンド付
S席:28,000円 非売品オリジナルCGビジュアル公演ポスター付
A席:24,000円/B席:19,800円
※前編または後編のみのチケットも販売予定(演出プランなどの決定後に詳細発表)
※前編のみ/後編のみの各チケット料金はSS席:18,000 円、S席:16,000 円、A席:14,000 円、B席:11,000 円(全て税込)を予定
※非売品特典グッズはつかない
『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』公演情報
上演スケジュール
2023年3月4日(土)~4月12日(水)
※休演日:3月8日(水)/3月15日(水)/3月22日(水)/3月29日(水)/4月5日(水)
【開演時間】12:00
【劇場】IHIステージアラウンド東京(豊洲)
スタッフ・キャスト
【出演】
尾上菊之助 中村獅童 尾上松也
中村梅枝 中村萬太郎 中村米吉 中村橋之助 上村吉太朗 中村芝のぶ
坂東彦三郎 中村錦之助 坂東彌十郎 中村歌六
ほか
【主催】TBS/ディスクガレージ/ローソンエンタテインメント/TopCoat
【後援】TBSラジオ
【原作・協力】スクウェア・エニックス
【制作協力】松竹
【製作】TBS
IHI Stage Around Tokyo is produced by TBS Television, Inc., Imagine Nation B.V., and The John Gore Organization, Inc.
あらすじ
大いなる脅威「シン」に人々がおびえて暮らす、死の螺旋にとらわれた世界スピラ。民はエボン寺院に心のよりどころを求め、召喚士たちは「命と引きかえに発動する究極召喚こそ『シン』を倒す唯一の手段」とする寺院の教えを信じ、スピラに平穏をもたらすべく旅に出る。究極召喚でも「シン」は完全には死なず、一定の期間を経て復活するが、それでも「シン」の出現しない時期――ナギ節は、人々の心につかの間の安息を与えていた。
ビサイド村の少女ユウナも、ナギ節をもたらそうと決意した召喚士のひとりだった。異世界ザナルカンドからスピラへと迷いこみ彼女と出会った少年ティーダは、見知らぬ世界にとまどいながらも、召喚士を守る「ガード」としてユウナに同行する。「シン」に立ち向かう討伐隊の壊滅、明かされる『シン』の正体、そして寺院の裏切り――旅の中、衝撃の出来事が幾度となくティーダたちを襲うが、彼らはそれを乗り越え、自分たちの物語をつむごうとする。
公式サイト
【公式サイト】https://ff10-kabuki.com