『シュレック・ザ・ミュージカル』全キャストオーディションでトライアウト公演決定

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『シュレック・ザ・ミュージカル』全キャストオーディションでトライアウト公演決定

2022年8月に『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演の上演が決定した。『シュレック』は、2008年にブロードウェイにてミュージカル化されており、日本にはこれが初上陸となる。また、キャストはすべてオーディションにて選出されることも発表された。

『シュレック』は、2001年に『マダガスカル』『カンフー・パンダ』など数多くの子ども向けアニメ映画を手掛けてきた、ドリームワークスが制作したアドベンチャーコメディ映画。史上初のアカデミー長編アニメ映画賞を受賞し大ヒット、日本では浜田雅功(シュレック役)と藤原紀香(フィオナ姫役)の吹き替えでも話題となった。

「仲間との絆」や「真実の愛」、「困難に立ち向かう」という普遍的テーマをジョークやパロディ満載で描き、子どもだけでなく、大人も夢中にさせ、公開から20年経った今も世界中で愛される名作アニメーション映画となった。

日本語への翻訳・訳詞を担うのは、オックスフォード大学数学科卒業後、ギルドホール音楽院にて作曲を学び2002〜2008年まで劇団四季に所属し、退団後は作曲家・音楽監督として全国のテーマパークショーやミュージカルの作編曲を手がけてきた小島良太が担当。

演出・振付は、2004年神戸大学院在学中に劇団四季オーディションに合格後、『ライオンキング』『美女と野獣』などに出演し、様々なジャンルの総合演出・振付を行ってきた岸本功喜が手掛ける。

なお、岸本と小島はこれまでにもミュージカル『ズボン船長』『魔女の宅急便』『オリヴァー・ツイスト』『犬との約束』など、ブロードウェイでの名作の日本版に取り組んできている。

オーディションは、メイン・アンサンブルすべての役が対象。本作のプロデューサーは「シュレックは、登場するキャストすべてが、非常にキャラクターがはっきりした作品であるため、実力のある方を純粋にキャスティングできると考え、オールオーディションの形をとることにいたしました」とその意図を説明している。応募は、事務所所属者でなくてもOK、ミュージカル俳優を今まさに目指している方でもOK。

また、今回上演するのはブロードウェイで上演された作品の短縮バージョン(TYAバージョン)でトライアウト公演という形態となるが、近い将来、フルバージョンでの上演も予定しているとのこと。

『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演は、8月15日(月)から8月28日(日)まで東京・東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)にて上演される。

目次

コメント紹介

★プロデューサー:清水麻利子(フジテレビジョン)
※これまでにミュージカル『魔女の宅急便』、『音楽活劇 SHIRANAMI』、ミュージカル『ハウ・トゥー・サクシ―ド』、『音楽劇 GREAT PRETENDER』などを担当

この度、『シュレック・ザ・ミュージカル』を上演できる機会に恵まれました。
『シュレック・ザ・ミュージカル』は、トニー賞に8部門ノミネートされるなど、ブロードウェイでもヒットしたコメディミュージカル作品です。観劇した誰もが笑えてハッピーな気持ちになれるので、閉塞感を感じやすい今の時代に上演するにふさわしい作品だと思っております。

シュレックは、登場するキャストすべてが、非常にキャラクターがはっきりした作品であるため、実力のある方を純粋にキャスティングできると考えオールオーディションの形をとることにいたしました。

初上演作品になりますので、稽古場で色々と試行錯誤していただくこともあると思います。この機会にぜひ、新しい作品を作るために協力していただける才能あふれる新しい方々と出会いたいと思っております。事務所に所属していなくても、ミュージカル俳優を目指している方もエントリーしていただけます。ぜひ、多くの方にオーディションに参加して頂けたら幸いです。

そして、オーディションに参加されない方にも、この夏は、ぜひ『シュレック・ザ・ミュージカル』を夏休みの予定に加えてくださるとありがたいです。劇場でお待ちしています。

※尚、今回上演するのは、ブロードウェイで上演された作品の短縮バージョン(TYAバージョン)で、トライアウト公演という形態になりますが、近い将来、フルバージョンでの上演も予定しております。

◆演出・振付:岸本功喜(アークスインターナショナル)
10年ほど前に、ロンドンの劇場でこの『シュレック・ザ・ミュージカル』を観た時の高揚感を今でも鮮明に覚えています。
新しくオーディションで集まったキャストと共に、子どもから大人まで幅広い世代が楽しめるこの作品をアニメの世界を飛び越えライブエンターテイメントならではの演出方法で皆さまに届けられること、私自身もこのチャレンジングな機会にワクワクしております。
せっかくの夏休み、ご家族やお友達、お一人様でもぜひ劇場に遊びに来て頂き、シュレックと共に大冒険に出発しましょう!

◆翻訳・訳詞:小島良太(アークスインターナショナル)
ドイツ語”Schreck”(おそれ)を語源として生みだされたシュレックというキャラクター。
人に怖れられ、人を怖れる繊細な怪物がもつ人間味は誰しも共感するものがあると思います。
学生の頃に慣れ親しんだ街ロンドンに戻り、お腹をかかえて笑いながらこの作品を観劇したのは遡ること10年ほど前。その時にはまさか自分の翻訳でこのショーを日本で上演することになるとは夢にも思っておりませんでした。
愛すべきキャラクターたちが活躍するこの作品。楽曲も軽快でミュージカルバージョンならではの楽しみがたくさんあります。お子様のミュージカルデビューに、夏を笑い飛ばしたい大人の方の清涼なエンターテインメントに。まだまだ周りに「おそれ」がある今の時代だからこそ、ぜひこの夏、『シュレック・ザ・ミュージカル』を観て笑顔になりましょう!

『シュレック・ザ・ミュージカル』トライアウト公演情報

上演スケジュール

2022年8月15日(月)~8月28日(日) 東京建物 Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場)

【原作】ドリームワークスアニメーション『シュレック』/ウィリアム・スタイグ『みにくいシュレック』
【脚本・作詞】デヴィッド・リンゼイ=アベアー
【作曲】ジニーン・テソーリ
【翻訳・訳詞】小島良太
【演出・振付】岸本功喜

【出演】
メインキャスト・アンサンブルキャストともに、全キャストオーディションで決定

【公式サイト】https://www.fujitv.co.jp/shrek/

あらすじ

物語の主人公は、人里離れた森の沼のほとりに住む、怪物シュレック。彼にまつわる恐ろしい伝説とは裏腹に、気ままな生活を送っていた。
そんなある日、領主によって国を追放されたおとぎ話の住人たちが、シュレックの住む森に押し寄せてくる。静かな生活を取り戻したいシュレックは、追放令を取り消すよう領主・ファークアード卿に交渉。真の王になるためにプリンセスとの結婚を目論んでいたファークアード卿は、「自分の代わりにドラゴンと戦って囚われの姫・フィオナを救い出せ」という交換条件を出す。
仕方なくシュレックは、お調子者の喋るロバ・ドンキーを道連れに、沼を取り戻すため冒険の旅に出たのだが・・・。

オーディション要項

募集配役

◆男性キャスト
シュレック:音域A2~G#4(ロックを歌える強いバリテノール)
ドンキー(ロバ):音域D3~A4(ラップも歌えるテノール)
ファークアード卿:音域G#2~G4(バリトン)
ピノキオ:音域E4~D5(HiDまで強いファルセットあるいは地声で歌えるテノール)
アンサンブル(オオカミ、3匹のコブタ、セロニアス、神父など)5名程度

◆女性キャスト
フィオナ:音域A3~F#5(〜G#6)
ドラゴン:音域F3~E5
ジンジャーブレッドマン:音域B3~C5
ヤングフィオナ(子役):音域A3~C#5
※10歳程度以下に見え、身長が150cm未満にあたる女子
アンサンブル(魔女、みにくいアヒルの子、ピーターパンなど)5名程度

応募資格

歌、演技、ダンスに長けている方

オーディション詳細はこちら:https://www.fujitv.co.jp/shrek/audition.html

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