2020年6月17日~7月12日
目次
ロシアの文豪トルストイの小説を舞台化した作品を白井晃が新演出で立ち上げる
ホルストメールは、天性の俊足を持つ駿馬だったが、人間の嫌う「まだら模様」に生まれついたがために、価値のない馬と見なされて育てられた。ある日、厩舎に凛々しい公爵が現れた。主人は見た目の美しい馬をすすめたが、公爵は一目でホルストメールの天性の素晴らしさを見抜き、彼を安価な値段で買い取った。侯爵との生活はホルストメールの生涯で、唯一の最も輝かしく幸福な日々となった。
だがある日、公爵の気まぐれから、ホルストメールは競馬に出走することになる。その競馬場で公爵の愛人マチエは、若く美しい将校と出会い姿を消してしまう。公爵は気が動転し、ホルストメールを橇(そり)に繋ぎ激しく鞭打ち走らせた。ようやくマチエに追いついたとき、ホルストメールは力尽き、病に倒れてしまう。その日からホルストメールと侯爵の流転の人(馬)生がはじまった・・・。
詳細情報
公演期間 | 2020年6月17日~7月12日 |
劇場 | 世田谷パブリックシアター |
キャスト | 成河 別所哲也 小西遼生 音月桂 大森博史 小宮孝泰 春海四方 小柳友 ほか |
スタッフ | 脚本:マルク・ロゾフスキー 音楽:マルク・ロゾフスキー、国広和毅 詞:ユーリー・リャシェンツェフ 翻訳:堀江新二 訳詞:白井晃、国広和毅 演出:白井晃 ほか |
主催 | 公益財団法人せたがや文化財団 |
公式サイト | https://setagaya-pt.jp/performances/aruuma20200607.html |