手塚治虫による不朽の名作を舞台化した『陽だまりの樹』が2021年3月に東京と大阪にて上演されることが明かされた。
「陽だまりの樹」とは1981年~1986年、ビッグコミック(小学館)に連載されていた手塚治虫の作品。登場する青年医師・手塚良庵は、実在した手塚治虫の先祖をモデルにしており、連載当時は、手塚治虫のルーツを描いた作品として話題を呼んだ。
2000年には日本テレビ他でアニメ放送。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門 優秀賞を受賞。2012年にはNHK BSプレミアムでドラマ化。1992年、1995年、1998年、2002年、2012年、2020年に舞台化もされている。
ちゃらんぽらんな性格で酒好き・女好きだが医師として情熱に富み、優れた技術を持つ手塚良庵と剣の才能に恵まれ正義感が強く直情型の下級武士・伊武谷万二郎の二人。幕末というドラマチックな時代を背景に、時には恋敵となり、時には友情を結び、時代の荒波に揉まれながら、信じる道を描いている。
本作で主演・手塚良庵役を務める菅田琳寧は、本作で初のジャニーズ公演以外の舞台出演、そして初の舞台主演となる。
その他、伊武谷万二郎役に早乙女友貴、オリジナルキャラクターである見習い医師の三郎役に阿達 慶(ジャニーズJr.)、そして勝海舟役にダンカンら個性豊かな俳優陣が集結。脚本・演出を務めるのは、「方南ぐみ企画」の主宰を務める樫田正剛。
コメント紹介
◆菅田琳寧
今回初めて主演舞台に立たせていただくのでとても緊張しています。「陽だまりの樹」のお話をいただいた時はとても不安でしたが、主演を経験しているメンバーにすぐ相談しに行きアドバイスをもらいました。
手塚治虫先生の作品を汚さないよう、また「陽だまりの樹」ファンの方に「菅田琳寧の演じる手塚良庵は最高だ!」って思ってもらえるよう全力を尽くします。
公演情報
2021年3月5日(金)~3月14日(日) ヒューリックホール東京
2021年3月27日(土)~3月28日(日) 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
【出演】菅田琳寧(7MEN 侍/ジャニーズJr.)、早乙女友貴、阿達慶(ジャニーズJr.)、ダンカン 他
※追加キャストは後日発表予定
【原作】手塚治虫
【上演台本・演出】樫田正剛(方南ぐみ)
【チケット発売日】2021年2月20日(土)10:00よりチケット一般販売開始
【チケット料金】全席指定 9,500円(税込)
【公式サイト】https://hidamari-stage.jp/
【Twitter】@hidamari_st