2021年2月に上演される舞台『知恵と希望と極悪キノコ』のメインビジュアルが公開された。
本作の舞台は映画の撮影現場。俳優生活最後の撮影に臨もうとする売れない俳優を軸にした、希望に満ちた人情喜劇となっている。
出演者には主演の富田翔のほか、十碧れいや、佐藤弘樹、山沖勇輝/古賀成美、末永みゆ、雑賀克郎、三浦ゆうすけらが名を連ねている。
公演情報
2021年2月23日(火・祝)~2月28日(日) 紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA
【出演】富田翔、十碧れいや、佐藤弘樹、山沖勇輝/古賀成美、末永みゆ、雑賀克郎、三浦ゆうすけ/ちか、大滝紗緒里、石橋政人、小澤真悟、藤田健彦、江刺家伸雄、水城夢子、古澤光徳、増本尚、日向みお、中条智世、赤山明日香、南波碧、下出宗次郎、岡澤由樹、鶴田未来
【作・演出】大浜直樹
【公式サイト】http://kinoko.mono-dukuri.com/
あらすじ
映画の撮影現場。
一人の売れない俳優が最後の撮影に臨もうとしていた。
未練が無いと言えば嘘だった。
だが、端役ながらもやり甲斐のある役を貰い、俳優人生の集大成として、
この日、与えられた役を精一杯、誠心誠意演じて、新しい人生に向かって踏み出すつもりだった。
役名は、『戦闘員A』。
だが、現場に集ったのは曲者ばかり。
かつてアイドルとして一世を風靡したものの今は冴えない中年俳優、
昼ドラでブレイクしたものの今は落ち目の中年女優、
そして、男の共演者である戦闘員BCDEは、全員バイト生活の売れない俳優。
戦闘員Fに至っては、定年退職後シニア俳優として活動し始めたというド素人。
誰もがその現場に掛けていた。
誰もがその映画に夢を見ていた。
それぞれの夢が交錯した時、現場に混乱が生じ、やがて騒動となり、男の俳優生活最後のささやかな夢を、徐々にぶち壊して行く。
果たして男は俳優として完全燃焼する事が出来るのか!