赤堀雅秋の新作『白昼夢』に三宅弘城、吉岡里帆ら出演!「濃密な物作りが出来る幸せ」

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赤堀雅秋、1年ぶりの新作となるM&Oplaysプロデュース『白昼夢』が2021年3月に上演されることが明かされた。

本作は、社会になじめず「引きこもり」となった弟を持つ兄と、その父親を中心に、現代社会において、落ちこぼれてしまった者たちのもがきと再生を、5人の俳優たちが濃密な人間ドラマとして創り上げた作品。赤堀とM&Oplaysとのコラボ公演『流山ブルーバード』(2017)に続く第2弾となる。

出演者には赤堀作品に初参加の三宅弘城、吉岡里帆のほか、荒川良々、風間杜夫、そして赤堀本人が名を連ねている。

目次

コメント紹介

◆赤堀雅秋
考えたら1年ぶりの舞台ですが、何だか随分舞台から遠ざかった心持ちです。だから物凄い期待感と不安が入り混じった複雑な状態です。大好きな本多劇場で、大好きな役者たちと濃密な物作りが出来る幸せを噛みしめたい所存でございます。こんな時世ですが、安易に希望を撒き散らすことなく、かといって諦念に酔いしれることなく、それでも生きて行く、そういう物語でありたいと思います。喜劇のつもりです。謙虚に、人間や人生を肯定したいのです。よろしくお願い致します。

公演情報

2021年3月20日(土・祝)~4月11日(日) 本多劇場

【出演】三宅弘城、吉岡里帆、荒川良々、赤堀雅秋、風間杜夫

【作・演出】赤堀雅秋

【チケット発売日】2021年2月6日(土)

【公式サイト】http://www.morisk.com

【あらすじ】

高橋家の家主・高橋清(風間杜夫)は、妻を亡くし、次男の稔(荒川良々)と2人暮らしだが、稔は長年引きこもっていて、家庭内での暴力も絶えない。清は、長年のその暴力に耐え続けてきたが、いよいよ臨界点を超えそうだ。

長男の昭(三宅弘城)は、ずっと弟のことを心配し、ちょくちょく実家に顔を出すが、いよいよ埒が明かなくなり、NPO法人の相談室に駆け込み、現状を吐露し、今に至る。

ある日、訪ねて来たNPO法人の若林(赤堀雅秋)と石川美紀(吉岡里帆)。そして長男の昭も加わり、話し合いがもたれるが、清は外部の人間に現状を話すことを拒み、非協力的。途方に暮れる昭だが、そこは百戦錬磨の若林が薄ら笑みを浮かべながら優しくリードする。その若林も、微妙に胡散くさく、石川に至っては腕に無数のリストカットの跡が――。

そして5人の交流が、不毛な終わりのない物語が始まる。
果たして、その先に彼らは希望の灯を見出すことができるのか――。 

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