2021年5月と7月ににこまつ座「戦後“命”の三部作」でもある『父と暮せば』『母と暮せば』が連続上演されることが明かされた。公演期間中には、公演に関係するゲストを迎えて、平和や命についてのアフタートークショーの開催も予定されている。
5月上演の『父と暮せば』には、演出家にこの作品により第2回読売演劇大賞作品賞優秀演出家賞受賞、2020年紫綬褒章を受章した鵜山仁が決定。父・竹造役を前回2018年公演の演技にて第26回読売演劇大賞 優秀男優賞受賞した山崎一。娘・美津江役を、井上ひさし作品では『マンザナ、わが町』『紙屋町さくらホテル』などで知られる伊勢佳世が務める。
7月上演の『母と暮せば』の演出は、2018年の初演に引き続き、第26回読売演劇大賞 大賞・最優秀演出家賞ダブル受賞の栗山民也。母・伸子役に栗山氏も絶大な信頼を置く情感豊かな演技力の富田靖子。息子・浩二役に前回公演の演技にて第26回読売演劇大賞 優秀男優賞・杉村春子賞・平成30年度(第73回)文化庁芸術祭演劇部門関東参加公演の部新人賞のトリプル受賞を果たした松下洸平を迎えた。
【公式サイト】http://www.komatsuza.co.jp/
父と暮せば(前回公演より 撮影:谷古宇正彦)
母と暮せば(前回公演より 撮影:宮川舞子)