MANSAI◉解体新書その参拾特別版『5W1H』映像公開決定！野村萬斎「新しいパフォーマンスを体感できる作品」

2020年5月28日2024年7月25日

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世田谷パブリックシアターではこれまで、過去に上演した芸術監督企画より『唐人相撲』『鏡冠者』『髭櫓カケリ入』を期間限定映像配信をしてきた。今回、5月29日（金）からこの映像配信のラストとして、2019年上演の「MANSAI◉解体新書その参拾特別版『5W1H』」が公開されることになった。

人気シリーズ「MANSAI◉解体新書」30回目を記念するパフォーマンス＆トークの特別版から、パフォーマンス『5W1H』のダイジェスト映像を公開。人間の行動要素を「5W1H」と記号化し、人間のプリミティブなパフォーマンスを表現し、そこから“生きている人間”を実感していくという試みを行っており、数式により可視化された人間の“ある行動”を数学的思考（デジタル的世界観）で紐解くのと同時に、身体的思考（アナログ的世界観）でも捉えるというのが今回のパフォーマンスのポイント。

企画・構成・演出・出演を務める野村萬斎は、この公演の見どころについて「アナログとデジタルが正面からぶつかり合って人間存在に揺らぎを与えるというところにあるかと思います」と語り「『最新テクノロジーと伝統的身体感』その共存からこそ生み出される、全く見たことのない新しいパフォーマンスが皆さんも体感できる作品かと思います」とコメント。

さらに、「今はSNSで名前を変えて違う人格になったりする事は皆さん慣れているけど、場所という次元を変えたり、時間という次元を変えたり、自己存在に浮遊感を与える、そういう貴重な体験ができると思います。これからの新しいパフォーマンスはやっぱり、世田谷パブリックシアターから生まれるのだと実感できる公演だと思います。今を逃さず、ぜひご覧になっていただきたいと思います」とメッセージを送る。