「うちで楽しめるエンターテイメント」の発信として始まった「うち劇」。5月24日に『リブ・リブ・リブ』が配信され、公演を終えた植田圭輔、鳥越裕貴、橋本祥平からのコメントが到着した。
コロナウイルス感染拡大防止のため、緊急事態宣言が発令され、世界中の人々が外出自粛を余儀なくされ、イベント・音楽ライブ・興行などを延期または中止する状況が続いている。そんな中、「うちで楽しめるエンターテインメント」を発信していきたいと考え、ネットによるライブ配信ですべての観客に舞台ならではの、一日限りのプレミアム朗読劇を展開している。
5月24日に配信された植田、鳥越、橋本による『リブ・リブ・リブ』では、下北沢のとあるカフェを舞台に売れない役者・将紘と会って間もない店長・山村が将紘の弟・樹生に“大嘘”をつく姿が描かれた。
以下、公演直後の植田、鳥越、橋本、丹羽多聞アンドリウプロデューサーのコメントを紹介。
◆植田圭輔
今日はご観劇いただきありがとうございました。
僕も久しぶりにお芝居に触れさせていただき、本番を迎え、「あ~このドキドキ感、緊張感だったなぁ~」と改めて思い返すことができました。
久しく大きな声を出していなかったので明日声がかれるのかも知れないと思っているのですが、それも生きている証・・・芝居をしている証なのだと感じさせてもらうことができました。
こうしてリアルアイムにお客様にお届けできたことは幸せなことだと思っています。
こういう新しい形が生まれ、どのような形でも演劇を絶やしてはいけないと感じていますので、また今回のような機会がありましたら、応援をお願いできましたらありがたいです。
本日はありがとうございました。
◆鳥越裕貴
久しぶりのお芝居をしました。
とても良い緊張感を持って楽しくさせていただきました。
メンバーも脚本も楽しく、演出の原さんともしっかりやりとりができて、今この時期にほっとする・・・にっこりできる作品になったと思います。
また舞台でもこういう場でもお芝居できることを願っております。
ご視聴ありがとうございました。
◆橋本祥平
本日はご観劇いただき誠にありがとうございました。
僕自身、初めての朗読劇でした。
リモートという形でお届けしてましたが、作品と先輩方キャストに恵まれて、とても良い、初・朗読劇になりました。
内容も温かくて、お客様の反応も劇場にいるみたいでしたという声をいただき、とても嬉しく、次は劇場で皆さんと会える場所でお目にかかれればと思っています。
それまで、皆さん一緒にこの時期を乗り切りましょう!
本日はありがとうございました。
◆丹羽多聞アンドリウプロデューサー
【うち劇】は、緊急事態宣言の中、演劇を見られなくなったお客様と演技の機会を失った俳優たちの【場】を提供するために4月末から毎週リモートで上演しております。
出演する俳優たちは別々の場所でリアルタイムに演じております。
今回の作品は演劇の街、下北沢が舞台です。
本作は演出の原将明さんが下北沢のカフェで朝食を食べながら観ていただくという形で上演してきた「朝劇」を、今回のリモート演劇用に書き直したもので、Twitterでの反応もよくいい作品であったと思います。
【公式サイト】https://uchigeki.spwn.jp/events/200523-fushiginashima