2020年2月20日(木)にヒューリックホール東京にて2.5次元ダンスライブ「S.Q.S(スケアステージ)」Episode 5『篁 志季消失事件』が開幕した。「S.Q.S(スケアステージ)」(通称:スケステ)とは、2.5次元に存在する芸能事務所「ツキノ芸能プロダクション」に所属するユニット・SolidS(ソリッズ)とQUELL(クヴェル)のCDシリーズを原作とする舞台で、第1幕は芝居パート、第2幕は原作の楽曲音源を使用したライブパートで2ユニットのライブステージを“2.5次元”に再現している人気シリーズ。
最新公演となる本作では、楽曲提供もこなす「SolidS」の志季(日向野祥)が“消失”してしまったことから巻き起こる騒動を描いている。いつもと変わらぬ平和な朝、志季以外のSolidS&QUELLの面々が、テーブルの上に残された、「探さないでください 志季」という置き手紙を見付けるところから物語が始まる。
同じメッセージを受け取り、気になって東京にやってきていた志季の弟・圭人(田中晃平)が手紙の最後に書いてあった文言を見て、志季の足取りを追うことを決意。翼(瀬戸啓太)、里津花(阿部快征)、大(小林涼)、柊羽(田中稔彦)、英知(中尾拳也)、壱星(山中健太)、壱流(山中翔太)も圭人ともに志季を探そうと、手紙からその行方のヒントを探すことに。
ツキノ芸能プロダクションの社長秘書・伊月花(大林素子)に辿り着いた面々は、花から指令書を差し出されさまざまな場所を巡っていく。一風変わったママがいるBARでは志季の知られざる交友関係などが明らかになり、さらに巡る場所が志季にとって大事な場所であることを知った里津花らは、そんな大切な場所を教えてもらえていることに心をムズムズとさせ、働き詰めの志季の心が癒されていれば・・・と思いを馳せる。
“消失事件”を通して、SolidSとQUELLは志季の存在の大切さを再認識し、志季からの思いも感じて心をあたたかくする。第1幕の芝居パートではメンバー達の絆と歴史を感じることが出来、観客の心をもほっこりとさせること間違いなしだ。一方で、日替わりコーナーでは、大林が元オリンピック選手の腕前を発揮したり、メンバーがセーラー服を着るといったお遊びも。緩急のある場面展開で観客を引き付けていく。
また、芝居パートの最後にはその結果によってエンディングが分岐するゲームコーナーが用意されている。エンディングの種類は4種あり、メンバー達はゲームに“ガチ”で臨んでいく。その姿もとても魅力的だ。
そして、第2幕のダンスライブでは、かっこよさ全開のSolidSとQUELLを見ることができる。「KARA DA KARA」や「COCORO」など、おなじみのユニット曲から新曲まで、両グループの魅力を存分に楽しめるようになっている。
なお、開演前アナウンスを志季が担当しており、観劇の際の注意事項などを「映像」で伝えている。こちらも要チェックだ。
2.5次元ダンスライブ「S.Q.S(スケアステージ)」Episode 5『篁 志季消失事件』は、2020年2月20日(木)から3月1日(日)までヒューリックホール東京にて上演。上演時間は第1幕約2時間、休憩20分、第2幕1時間を予定している。
【原作・脚本】ふじわら
【キャラクター原案】沙月ゆう
【原作楽曲提供】滝沢 章、はまたけし
【脚色・演出・映像】ヨリコ ジュン
【振付】J.U.N.
【出演】
奥井翼役:瀬戸啓太
世良里津花役:阿部快征
村瀬大役:小林涼
和泉柊羽役:田中稔彦
堀宮英知役:中尾拳也
久我壱星役:山中健太
久我壱流役:山中翔太
【ゲスト出演】
篁圭人役:田中晃平
蘭子役:萩原成哉
伊月花 役:大林素子
【映像出演】
篁志季 役:日向野祥
【アンサンブル】
橋本昭博、加賀美秀明、熊野善啓、池田彰夫
【バックダンサー】
NAO、上地大星、藤本将道、高部雄大
【公式サイト】https://sq-stage.com/ep5/
【公式Twitter】@sqstage
(C)S.Q.S05
(取材・文・撮影/エンタステージ編集部3号)