2.5次元ミュージカルなどを中心に活躍する俳優の赤澤遼太郎、前川優希、佐藤信長、坂垣怜次、堀田怜央、桜庭大翔、健人によって結成された“五感”をコンセプトとした新感覚アーティストグループ「TFG」(ティーエフジー)が、1stアルバム「celebraTion」の発売する。これを記念した囲み会見が1月27日(月)に都内にて行われ、メンバー7人が揃って登場した。
「My dear Summer」「神さま お願い」という2枚のシングルを発売し、3月には初の東名阪ツアー開催も決定しているTFG。グループ初のアルバムは、アーティスト写真で全身ピンク色というインパクトのある衣裳を着用し、別れと出会いの季節に一歩踏み出す人に届ける楽曲「シンセイカツ」をアルバムのリード曲にした“春らしさ”をいっぱい取り入れた一枚に仕上がった。
囲み会見では、まず赤澤が「僕たちがデビューしたのは昨年の7月17日でしたが、そこから(アルバム発売まで)めちゃめちゃ早かった。怒涛の1年を表すアルバムになっていると思います」と思いを語った。
「アルバムの聴きどころ」を聞かれると、坂垣は「今回新曲が4曲入っているのですが、その中で僕は『My Man,My People』が好き。TFGは一緒に切磋琢磨してきた仲間が集まっていますが、そんな(自分たちを思い浮かべる)ような友情についての歌詞が詰まっているので、聞いていて感動しました」とコメント。堀田は「シンセイカツ」が好きだと言い、「新しく社会人になった方、大学・高校・中学と新しい慣れない環境になってがんばっていく方の背中を押してあげるというメッセージを込めているので、少しでもみんなの支えになったらいいなという思いがあります」と話した。健人も同じく「シンセイカツ」をピックアップ。「大阪から上京してきて、東京での新しい生活を始めた時のことを思い出しながら(レコーディングで)歌いました」と明かした。
前川は「僕は『Dance with Me』と、今回の新曲では『Celebration』という曲が好きなのですが、どちらも同じ系統の曲なので、自分の好みに(このアルバムができて)気づきました。でも、毛色の違う曲が1枚のアルバムに入っているので、聞いていただく方によって色も形も変わるアルバムになっていると思います」とコメント。
佐藤は「アルバムに入っている『ニコイチ』という曲は、僕たちとファンの皆さんで“ニコイチ”ということ。コール&レスポンスも今までのどの曲よりも強烈なので(笑)。それも楽しみにしてもらえたら」、桜庭は「今回のアルバムではこれまでとはコンセプトが違った曲も収録されていています。僕はTFGが老若男女に好かれたいと思ってやってきたので、そういう意味で大きな一歩を踏み出せたと思います」とそれぞれ思いを述べた。
また、3月5日(木)からスタートする東名阪ツアーについて健人は「自分たちでもどうなるか想像つかないですが、皆さんに今まで見せたことがない新しい僕たちを見ていただけるんじゃないかなと思っています」とアピール。
赤澤も「楽しいって純粋に思っていただきたいと思います。(お客さんは)自分たちの人生の時間を使って僕たちに会いに来てくれるので、それはすごく幸せなことですし、皆さんが使ってくれた労力に見合う時間を僕たちが提供できたらいいなと思っています。ライブが終わった後に(お客さんが)笑顔で良かったねって言ってもらえることが僕たちが目指す場所だと思うので、そんなライブにしたい」と力を込めた。
TFG1stアルバム「celebraTion」は、3月4日(水)に発売。「TFG Live Tour 2020 ‐celebraTion‐」は、以下の日程で開催される。
【大坂】3月5日(木) umeda TRAD
【名古屋】3月6日(金) 名古屋・ReNY Iimited
【東京】3月10日(火) 恵比寿 The Garden Hall
【公式サイト】https://tfg-fc.net/
(取材・文・撮影/嶋田真己)