夏木マリが演出する舞台「印象派NEO vol.4『ピノキオの終わり』」が、2020年6月に上演される。その出演者に、土屋太鳳が決定した。
夏木は、オーストラリア出身の歌手・シーアの「アライヴ」日本版ミュージックビデオで披露された土屋のダンスパフォーマンスに魅了され、数年かけてラブコールを送り続けていたという。
出演が決まり、土屋は「子どもの頃から抱く“夏木マリという表現者”への憧れと畏怖。それが“マリさんという人”への尊敬に変わり、その尊敬が憧れと畏怖を加速させ、もっとマリさんを知りたい!と渇望して出会えた扉が『印象派』です。この稀有な世界に挑戦する資格があるのか自問しつつ、憧れと畏怖が沸点に達する瞬間に辿り着こうと思います。」とコメントを寄せている。
このほか、オーディションで選ばれたMari Natsuki Terroir(マリ ナツキ テロワール)が出演し、振付として井手茂太(イデビアン・クルー)、小尻健太、長谷川達也(DAZZLE)が参加する。
「印象派NEO」は、圧倒的な空間と演出のダイナミズムが魅力の“コンセプチュアルアートシアター”として、夏木が心血を注ぎクリーイションをしてきたシリーズで、これが3年ぶりの新作。
「子どもに読み聞かせる童話は、大人こそが読まなければいけないバイブル」という想いで「印象派NEO」では、過去『わたしたちの赤ずきん』『灰かぶりのシンデレラ』『不思議の国の白雪姫』を上演してきた。今回の『ピノキオの終わり』では、童話の残酷性と現代社会のアンチテーゼを演出コンセプトに創作する。
印象派NEO vol.4『ピノキオの終わり』は、2020年6月3日(水)から6月7日(日)まで東京・世田谷パブリックシアターにて上演される。
【公式サイト】http://inshouha-neo.com