2019年11月から12月にかけて上演される舞台『カリギュラ』に、デビュー10周年を迎える高杉真宙の出演が決定した。本作は、20世紀のフランス文学界を代表する劇作家・小説家のアルベール・カミュによる戯曲で、今回の上演では演出を栗山民也、主演を菅田将暉が務める。高杉と菅田は、2013年4月期に放送されたTVドラマ『35歳の高校生』以来、約6年ぶりの共演。
高杉が演じるのは、『カリギュラ』の中でも重要人物の一人で、幼い頃からカリギュラの寵愛を受けてきた若き詩人・シピオン役。実父を目の前で殺され、憎しみながらもカリギュラにどこか惹かれるという難しい役どころだ。
◆高杉真宙(シピオン役)
自分にとってどの作品も挑戦し、食いついていかねばと思っているのですが、この『カリギュラ』という作品で初めて栗山民也さんに演出していただくということが、嬉しくそして緊張もしています。初めてのビジュアル撮影で菅田さんの写真を見た時にカリギュラという人間を見る感覚と言いますか。静けさの中で爆発している様に感じて、自分はどんな風になるのか、どんな風に撮られるかなと楽しみにしていました。父を殺され、しかし彼に憎しみだけでなく、色々な感情が交差するという純粋なシピオンを、真っ直ぐに舞台上で生きていきたいと思います。
このほか、残虐な行為を受け入れるほどカリギュラを愛すセゾニア役の秋山奈津子、最後までカリギュラを支え貫くエリコン役の谷田歩、クーデターの中心人物としてカリギュラと対峙するケレア役の橋本淳らの出演が決定している。
舞台『カリギュラ』は以下の期間で上演される。チケットは、2019年夏にホリプロステージにて東京公演の先行受付および一般発売予定。
【東京公演】2019年11月 新国立劇場中劇場
【福岡公演】2019年11月 久留米シティプラザザ・グランドホール
【兵庫公演】2019年12月 神戸国際会館こくさいホール
【宮城公演】2019年12月 仙台銀行ホールイズミティ21大ホール
【公式HP】http://caligula.jp/
【ホリプロステージ】https://horipro-stage.jp/stage/caligula2019/