ヌトミック『お気に召すまま』が、2019年5月12日(日)から5月19日(日)まで東京・こまばアゴラ劇場にて上演される。ヌトミックは、作曲家でありバンド・東京塩麹のリーダーでもある額田大志が主宰を務める演劇カンパニー。昨年の「こまばアゴラ演出家コンクール2018」では、額田の演出で本作の一部分が披露され、最優秀演出家賞を受賞している。
『お気に召すまま』は、宮廷と森を舞台に複数の恋愛模様を描き出すウィリアム・シェイクスピアの喜劇。本作では、物語の舞台となる宮廷と森の対比をベースに新たな解釈を施し、本来20数名が登場する舞台を5人の役者で演じる。出演者には、ヌトミックの深澤しほに加え、青年団の松田弘子と古屋隆太、東京デスロックの原田つむぎ、矢野昌幸が名を連ねている。
また公演期間中にはサブイベントとして、ヌトミックの短編作品など3演目を同時上演。5月13日(月)にはフランツ・カフカがモチーフのヌトミック『エネミー』、5月15日(水)には本作の振付を担当するダンサーAokidによるパフォーマンス『Aokid presents シェイクスピア(?)』、そして5月16日(木)にはライブパフォーマンス『ヌトミックのコンサート』がそれぞれ開催される。
上演に伴い、額田からコメントが届いている。
◆額田大志(演出)
420年前のイングランドで書かれた言葉を、420年後の東京で発していく壮大な冒険のような上演です。宮廷から森へ、16世紀から21世紀へ、イングランドから日本へ。言葉が辿る冒険の行く末を見届けてください。ぜひ、劇場へ。
ヌトミック『お気に召すまま』は5月12日(日)から19日(日)まで東京・こまばアゴラ劇場にて上演される。
【公式HP】https://nuthmique.com/post/183426902693/okinimesumama