新キャストを加え、構成・演出などを再構築して上演される『プルートゥ PLUTO』より、ビジュアルが届いた。2015年の初演に続いて「アトム」役を務める森山未來をはじめ、本作が初舞台となる土屋太鳳、大東駿介、吉見一豊、吹越満、柄本明が、それぞれの演じる役としての顔を見せている。
「ビッグコミックオリジナル」(小学館)にて2003年から2009年まで連載された原作漫画「PLUTO」は、浦沢直樹とストーリー共同制作者の長崎尚志が、かねてから熱烈なファンであった手塚治虫作品の鉄腕アトム「地上最大のロボット」のリメイクを切望し、手塚プロダクションの許諾と手塚眞監修のもと誕生させた人気作品。現在は、20の言語に翻訳され、世界中で愛読されている。演出・振付を手掛けるシディ・ラルビ・シェルカウイも、幼少期に手塚作品に出会い多大なる影響を受けていたという。
今回の公演では、欧州ツアーも実施。平成29年度文化庁国際芸術交流支援事業として、イギリス、オランダ、ベルギーで公演を行う。
シアターコクーン・オンレパートリー2018 手塚治虫 生誕90周年記念 鉄腕アトム「地上最大のロボット」より『プルートゥ PLUTO』は、2018年1月6日(土)から1月28日(日)まで東京・Bunkamuraシアターコクーンにて上演される。その後、欧州ツアー、大阪公演を含む日程の詳細は、以下のとおり。
【東京公演】2018年1月6日(土)~1月28日(日) Bunkamuraシアターコクーン
【欧州ツアー】※海外公演助成:平成29年度文化庁国際芸術交流支援事業
イギリス・ロンドン公演:2018年2月8日(木)~2月11日(日) Barbican Theatre
オランダ・レーワルデン公演:2018年2月15日(木)~2月17日(土) Stadsschouwburg De Harmonie(欧州文化首都レーワルデン2018招聘作品)
ベルギー・アントワープ公演:2018年2月22日(木)~2月24日(土) deSingel Red Hall
【大阪公演】 2018年3月9日(金)~3月14日(水) 森ノ宮ピロティホール
(C)原作:『PLUTO』(浦沢直樹×手塚治虫 長崎尚志プロデュース 監修/手塚眞 協力/手塚プロダクション)
イラスト(C)浦沢直樹 スタジオ・ナッツ 長崎尚志 手塚プロダクション/小学館
※手塚治虫の「塚」は、つくりに1本線の入る旧字体が正式表記