2017年8月30日(水)に東京・銀座 博品館劇場にて『イケメン戦国 THE STAGE』~織田軍VS“海賊”毛利元就編~が開幕する。本作は、累計1700万ダウンロードを突破した女性向けスマホ恋愛ゲーム「イケメシリーズ」の人気タイトル「イケメン戦国◆時をかける恋」の舞台化第2弾作品。タイトルにあるように、今回は新キャラクターとして毛利元就が登場する。毛利元就は、一体どんなキャラクターなのか?初日迫る稽古場を取材した。
【あらすじ(公式HPより)】
京都への旅行中、水崎舞は雷に打たれる。目を開けるとそこは「本能寺の変」の真っ只中で・・・?
「貴様、天下人の女になる気はないか?」
命を救ったことで織田信長に気に入られてしまった舞は、彼の傍に仕えることに。突如始まった戦国ライフ。豊臣秀吉、徳川家康、伊達政宗、石田三成・・・歴史に名を残す武将たちに囲まれて、舞は信長の城・安土城で暮らし始めた。
時同じくして、貿易商を名乗る「松寿丸」が安土にやってくる。信長の元で天下統一の手助けをしたいと願う松寿丸は、織田軍に受け入れられた。しかし、すべては嘘・・・。
松寿丸の正体は、海賊衆を従え、謀神の異名を持つ戦国武将「毛利元就」だった―。
原作ゲーム未登場の毛利元就を演じるのは、原嶋元久。乱世を闊歩する“悪の華”を演じる原嶋の目には、ギラギラと野心が光る。一方で、休憩時間にも部屋の隅で一人、繰り返し台詞をなぞる姿も。稽古中、何度も台本を確認し、頭をかきむしりながら必死に役作りに取り組む様子が見られた。そんな彼が生み出した毛利元就は、ダークヒーローならではの魅力に溢れている。台詞のない部分の表情も、見逃さずに観てほしい。
相対するのは織田軍。織田信長を演じる小笠原健は、前作に続いての登場となる。どっしりと威厳を感じさせる佇まいは健在。第六天魔王と呼ばれるオーラを放つ。本作では、元就の策によって織田軍の絆が試される。信長を支えるのは、明智光秀(橋本全一)、豊臣秀吉(緑川睦)、徳川家康(杉山真宏・JBアナザーズ)、伊達政宗(米原幸佑)、石田三成(天野眞隆)といった武将たち。
周囲とよくコミュニケーションを取りながら場をもり立てる緑川や、破天荒なキャラクターらしく稽古でもアドリブを折り込み、笑いを取りにいく新キャストの米原など、稽古の中でも個性を発揮していた。そして、猿飛佐助(早乙女じょうじ)、顕如(鷹松宏一)は、どんな動きを見せるのか。
また唯一の女性キャストである早乃香織は、運命に翻弄される「水崎舞」を可憐に体現。前作で、真田幸村と恋に落ちた「水崎舞」とはまた違った面を見せてくれる。武将たちと繰り広げる“胸キュン”シーンに注目だ。
キャラクターごとのルートを攻略し、何度も遊べるゲームならではの楽しみ方を感じられるようになっている上に、アクション、殺陣、ダンスを織り交ぜながら、一層スピード感が増し、骨太な印象が増したように感じられる本作。恋や絆、百花繚乱な「イケメン戦国」の人間模様を、お楽しみに。
『イケメン戦国 THE STAGE』~織田軍 VS “海賊”毛利元就編~は、8月30日(水)から9月3日(日)まで東京・博品館劇場にて上演される。
(C)2015 CYBIRD (C)2017 イケメン戦国 THE STAGE 製作委員会