舞台化することも決定しているTVアニメ『王室教師ハイネ』の放送開始を記念したスペシャルイベント「はじめまして ハイネ先生」が、2017年4月2日(日)に東京・ニューピアホールにて開催された。イベントには、作中で4兄弟の王子たちを演じる安里勇哉、安達勇人、廣瀬大介、蒼井翔太、そして、OP曲を担当する阪本奨悟が登壇。昼夜合わせて約1,500人のファンが集ったこのイベントの、夜の部の模様をレポートする。
MCを務めた大橋隆昌の呼び込みで、赤いカーテンや神殿さながらの柱、シャンデリアなど高級感漂う装飾が施されたステージに現れたカイ・フォン・グランツライヒ役の安里、ブルーノ・フォン・グランツライヒ役の安達、レオンハルト・フォン・グランツライヒ役の廣瀬、リヒト・フォン・グランツライヒ役の蒼井は、揃って王子風の華麗なフォーマルスタイルで挨拶。各々、4月4日(火)より放送開始となる作品への期待と意気込みを語った。
続くトークタイムでは、息のあった応酬が繰り広げられた。“キャストに決定したいきさつ”についてのトークでは、まさかブルーノ役に決まると思っていなかったという安達が、同じくそう思っていた安達のマネージャーから「フルート役に決まりました!」という混乱した連絡が来たというエピソードを披露。廣瀬と蒼井からは、当初、廣瀬がリヒト、蒼井がレオンハルトの役がイメージに近かったが、実際演技をしてみて今のキャスティングになった、などの裏話も飛び出した。
このイベントでは、TVアニメの第1話の先行上映も実施。見どころについて、「笑えます!」(安里)、「作中のロイヤルな劇伴」(廣瀬)、「絵がきれい!」(安達)、「王子の登場シーン」(蒼井)と、それぞれ挙げ、いざ上映へ。上映は、会場全体をその美しい世界観で包み込みながらも、随所で大きな笑いも生まれ、終始和やかな雰囲気で“王室コメディ”を堪能した。
上映が終わり、再び登壇した4人は、アフレコにまつわるトークを展開。蒼井が「舞台の現場さながら、皆がアフレコ前に体を動かしながら発声練習を始めたのが新鮮でおもしろかったです」と話すと、一番体を動かしていたという安里が「1話で二言しか台詞ないけど、それに命かけてるから!」とすかさず返し、会場は笑い声に満ちた。ここで、質問が “今後、植田さんはどうなっていくと思うか?”に移ると、考えをめぐらすキャスト陣と観客たち。そんな会場に向けて、植田からのサプライズムービーが流れ「4王子のキャラクター同様、中の人も個性的な方たちばかりなので、よろしくお願いします」と、ハイネ先生さながらのコメントが届けられた。
続いてのゲームコーナーは「王子格付けチェック」。このゲームは、「絵画」「音楽」「ジュース」「書道」「食」の5つについて、二択でより高級な方を選び、正解数を競うというもの。再び流れた植田のコメントムービーに促され、格付けに挑戦した4人だったが、安達が絵画を見て「僕のタッチに似てるから、これは安物だと思う」、ジュースを飲んで「ばーちゃんの味がするからこっちが高級」などと、ユニークなコメントを炸裂させながらも正解を連発!一方「しょーちゃんは超一流だから大丈夫だよね?」とムービー内で植田にコメントされた蒼井は、なんと連続不正解!書道について、蒼井は達筆について持論を展開したが、再びはずれとなり、再び笑いが巻き起こった。最終的には、蒼井のみ1問正解、他メンバーは3問正解という結果に。
その後の告知コーナーでは、TVアニメ『王室教師ハイネ』のED情報、楽曲が発表された。P4 with T(4王子+ハイネ)が歌うキャラクターソング「Prince Night~どこにいたのさ!? MY PRINCESS~」が、キャラクタービジュアル撮影時のスペシャルメイキング映像を会場で限定先行公開。続いてOPを歌う阪本が登場し、OP楽曲である「しょっぱい涙」をギター演奏と共に迫力の歌声で歌い上げ、会場からは自然と手拍子が沸き起こった。
イベントの最後には、それぞれがハイネへの作品愛を語り、安里が「ハイネ自体が、TVアニメ、舞台と、色々動き出していますが、色々な形で皆さんに楽しんでいただければと思います!」と締めくくった。
キャスト陣のチームワーク抜群のTVアニメ『王室教師ハイネ』は、4月4日から毎週火曜日深夜2:05~よりテレビ東京ほかにて放送開始。舞台についての続報などは、新しい情報が入り次第お届けする。
【『王室教師ハイネ』公式サイト】http://heine-royal.com
【公式Twitter】@heine_PR
【WEB特番ページ】http://heine-royal.com/news/detail.php?id=1047227
【PV】https://youtu.be/Zb3xSrejKx0