新キャラ！新曲！新ストーリー！超歌劇『幕末Rock』黒船来航、京都公演を終え、東京へ

2016年8月23日2024年7月15日

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2016年 8月21日（日）に京都・京都劇場での公演を終えた超歌劇（ウルトラミュージカル）『幕末ROCK』黒船来航。その東京公演が、9月3日（土）より東京・EX THEATER ROPPONGIにてスタートする。京都公演を終えた坂本龍馬役の良知真次、高杉晋作役の糸川耀士郎、桂小五郎役の三津谷亮、誠仮面／土方歳三役の輝馬、沖田総司役の佐々木喜英、マシュー・カルブレイス・ペリー・ジュニア役の兼崎健太郎からコメントが届いたので、紹介しよう。

【初日を迎えての心境】
◆良知真次
前作から約1年が経ち、続編として新作をようやくお客様に届けることができる喜びと期待、そして不安がありました。（初日の幕が開き）本番でペンライトを振って、一緒に歌ってくださるお客さんを観て（改めて）この作品は普通のミュージカルと違う“超歌劇（ウルトラミュージカル）”として、お客様と一緒に体感して創り上げていく作品なんだと思いました。

◆糸川耀士郎
お客様がペンライトを振ってくださるという舞台が初めての経験でしたので、とても幸せを感じました。台詞が飛んでしまうくらい、お客様の勢いに圧倒されました。（京都公演の初日は、自分の演じる）高杉晋作の誕生日ということもあり、忘れられない一日となりました。

◆三津谷亮
（稽古、ゲネプロと比べて）お客様が入った状態で演じることによって、見えなかった景色が見えてくるようになったし、見えていた景色が変わるのがとても新鮮でした。初日はお客様に引っ張ってもらった印象がありますが、この後の公演ではお客様を引き込んでいくように、がんばっていきたいです。

◆輝馬
超歌劇『幕末Rock』はお客様の“熱量”も（自分たちに負けないくらい）すごくて、改めてお客様と一緒に創る作品なんだなと思いました。また、自分では想定してなかったところでお客様から反応をいただき、とても新鮮に感じました。

◆佐々木喜英
初演、再演と観劇されたお客さんも新作を待ち望んでくださり、僕自身も「まだまだこういうことがやりたいな」と思っていた新作公演なので、1年ぶりに帰ってきてお客さんと、この『幕末Rock』の世界観を共有することができて、嬉しかったです。（お客さんが）とても盛り上がってくれるので、その歓声にのって僕らも一つ上がった芝居ができて、本当に楽しい初日でした。

◆兼崎健太郎
初参加ということで不安もありましたが、舞台に出た瞬間にお客様全員がペンライトを振ってくださっている光景に衝撃を受けました。お客様の熱気やパワーがすごくて、いい感じに自分をのせてくれた公演だったので、楽しくなっちゃいました。

【自身の考える“見どころ”について】
◆良知真次
超歌劇『幕末Rock』はアドリブが多い作品なので、毎公演違う楽しみがあると思います。1回と言わず、2回、3回と観に来て欲しいです。龍馬としては、前作では徳川慶喜との戦い中心でしたが、今回は（他のメンバーと）一緒に歌ったり、ペリー・ジュニアとセッションをするところなどを観て欲しいです。

◆糸川耀士郎
新曲がたくさんあり、以前からの曲と合わせて使うポイントがどれも素晴らしいです。また、曲の順番だけじゃなく、終盤に向けて僕らのボルテージが上がっていく感じも見どころかなと思います。

◆三津谷亮
（初参加なので）テンションが上がる楽曲が多くて、それを歌えるのが嬉しかったですし、楽しんでできました。脱衣（パージ）に向けて身体も造っていますので、楽しみにしていてください（笑）。

◆輝馬
やはり、皆さんもすごく楽しみにしてくれているであろう（笑）“誠仮面”のシーンだと思います。本当は土方なのですが、なぜ“誠仮面”が登場したのか、“誠仮面”が誕生するまでの心の動きが描かれているので、そこにも注目していただきたいです。

◆佐々木喜英
前作は近藤（勇）さん、土方さんの立ち回りが多く、沖田はどちらかと言えば守られている存在でした。今作では沖田が一人で黒船に潜入し、今度はみんなを守ろうと行動します。そこで、黒船に潜入しての立ち回りに注目してください。ペリー・ジュニアが率いる海兵たちとの立ち回りも見どころの一つです。

◆兼崎健太郎
演出・脚本の吉谷光太郎さんが「（この作品の）歌は歌ではなく、芝居があっての歌」と公演前に言ってくださいました。いろいろなキャラクターの裏側が盛り込まれていて、芝居の流れによって感情が違うので、その中で歌う「歌」に注目して欲しいです。「このキャラクターはどういう気持ちで歌っているのかな？」と観ても、おもしろいと思います。