『僕等の図書室 特別授業』が12月に上演されることが決定した。“ぼくとしょ”と呼ばれ親しまれる本シリーズは、出演者を「国語の先生」、観客を「生徒」、公演を「授業」とし、まるで国語の授業のように展開するリーディング公演。2012年4月に大阪限定で行われた第1弾が大きな話題を呼び、これまでに3作が作られた。今回、約2年ぶりの上演となる。
朗読は基本、ピアノの生演奏に乗せて、メインの読み手と二人のサポートが読み進めるスタイルで行われる。出演者は、三上真史、滝口幸広、中村龍介、井深克彦、木ノ本嶺浩、原田優一の6名。原田は、これが“ぼくとしょ”シリーズ初登場となる。音楽・ピアノ演奏は伊藤靖浩が担当。
今回の演出は、西森英行(InnocentSphere)。第3弾までの演出を務めた板垣恭一は監修を手掛ける。
また各話の脚本には西森英行、吉増裕士(ナイロン100℃)、登米裕一(キリンバズウカ)、ほさかよう(空想組曲)、赤澤ムック(黒色綺譚カナリア派)、加藤啓(拙者ムニエル)という個性豊かな顔ぶれが揃った。
『僕等の図書室 特別授業』は、12月24日(土)から12月27日(火)まで東京・有楽町朝日ホールにて上演される。
【授業内容】
◆三上の『クリスマス物語』
脚本:西森英行
出演:三上真史 ft.木ノ本嶺浩&中村龍介
◆たっきーの『奥のほそ道』
脚本:吉増裕士
出演:滝口幸広 ft.三上真史&木ノ本嶺浩
◆りゅうの『たけくらべ』
脚本:登米裕一
出演:中村龍介 ft.滝口幸広&井深克彦
◆かっちの『不思議の国のアリス』
脚本:ほさかよう
出演:井深克彦 ft.全キャスト
◆みねの『細川忠興とその妻』
脚本:赤澤ムック
出演:木ノ本嶺浩 ft.原田優一&三上真史
◆『マッチ売りの少女』原田
脚本:加藤啓
出演:原田優一 ft.中村龍介&滝口幸広