2016年10月から11月にかけて、東京と大阪で上演されるブロードウェイ・ミュージカル『キンキーブーツ』<来日版>。その大阪公演のスペシャルプレゼンターに、プロフィギュアスケーターの織田信成が就任することが決定した。8月1日(月)にその就任会見が行われ、織田と共に関西一の美人ドラァグクイーンと言われているfoxy-o(withエンジェルズ)が登壇し、作品をアピールした。
親子の絆や友情を描くハートフルなストーリーとダイナミックなパフォーマンス、全曲シンディ・ローパーが書き下ろしたバラエティ豊かな音楽など、見どころ満載の本作。2013年には、トニー賞でミュージカル作品賞など6部門を受賞し、大きな注目を集めた。
シルバーのスーツとリーゼント姿で登場した織田。「20年以上フィギュアスケートをやっていますが、こんな衣装は身に着けたことがないです!『キンキーブーツ』はすごく華やかなので、僕も負けないようにかっこよくキメようと思いました」という出で立ちは、まさに『キンキーブーツ』の世界観をばっちり表現。「僕がスペシャルプレゼンターになることで、このミュージカルを盛り上げていかないと!と思っています」と意気込んだ。
また、「本場ブロードウェイから来日する外国人キャストは、手足が長くて体格も大きいです。僕も、フィギュアの試合で『あのぐらい手足が長くて身長があれば、もう少し勝てたのでは・・・』と思うことがあるぐらい(笑)、舞台上での“見栄え”は大事なものです。今回のローラは190cmほどあるので、その迫力も味わってほしいですね」と自身の経験になぞらえて、<来日版>の魅力を語った。
織田の周りを囲むドラァグクイーンたちからは、「ドラァグクイーン自体アメリカのものなので、こんなに間近で、本場のドラァグクイーンのパフォーマンスを見られるチャンスはなかなかないです。女性でも5cmのヒールを履くだけで大変!ヒールを履いて踊る、そのテクニックのすごさも観て欲しいですね」と声が上がっていた。
最後に、織田は改めて「『キンキーブーツ』はストーリーもわかりやすく、親しみやすい作品です。関西の方に喜んでいただけるようなド派手で、華やかな衣装がたくさん出てきます!ぜひ劇場に足を運んでください」と呼びかけ、会見を締めくくった。
ブロードウェイ・ミュージカル「キンキーブーツ」<来日版>は、10月5日(水)から10月30日(日)まで東京・東急シアターオーブにて、11月2日(水)から11月6日(日)まで大阪・オリックス劇場にて上演される。