2016年11月3日(木・祝)に、兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて開幕するミュージカル『マーダー・バラッド』。2012年、NYのマンハッタン・シアタークラブで上演 され大ヒットした本作は、2013年にはオフ・ブロードウェイに進出、その後、韓国でも公演が行われ好評を博している。この話題のミュージカルがついに日本初上陸、そして7月9日(土)10:00からは本公演のチケット一般販売が開始となる。
出演キャストには、現在上演中のミュージカル『ジャージー・ボーイズ』でフランキー・ヴァリ役を務める中川晃教。ミュージカル『エドウィン・ドルードの謎』でローザ・バッド役を好演した平野綾。2016年9月上演予定のミュージカル『ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ』への出演が決定している橋本さとし。そして今年デビュー20周年を迎えた濱田めぐみと、若手からベテランまで、いずれも高い注目度を誇る俳優陣が集結した。
登場人物は4人だけだが、男女の三角関係と未解決殺人事件を絡めたミステリアスなストーリーや、舞台全編を歌と生バンドの演奏のみで構成した演出など、作品の濃厚な世界が舞台上で表現されることだろう。
ミュージカル『マーダー・バラッド』は、11月3日(木・祝)から11月6日(日)まで兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて、11月11日(金)から11月27日(日)まで東京・天王洲 銀河劇場にて上演される。さらに、11月4日(金)14:00と11月13日(日)17:30の公演後にはアフタートークショーの開催も決定。キャスト4名が登場する貴重な機会をお見逃しなく!
<ストーリー>
ナレーター(濱田めぐみ)が歌う。「聖人と罪人の歌が聞こえる。美しい炎は引力がある、でも触ってはいけない」。
ニューヨークに住むサラ(平野綾)とトム(中川晃教)は、幼いころに出会い、燃え上がるような恋をする。サラは歌手を、トムは俳優を夢見ていた。だが、あまりに熱い恋は時がたてば冷めるもの。トムはサラに飽き別れを告げる。失恋したサラは傷をいやそうとダウンタウンのバーで酒におぼれる日々。そんなある日、酒に酔いふらつきながら帰る途中、詩の博士号を持つマイケル(橋本さとし)と出会う。マイケルは傷つきボロボロになっていたサラを抱きしめ、二人は恋に落ち、結婚する。
アッパーサイドに家を買い、家庭を築き、娘のフランキーが産まれる。だが、サラはいつしか、毎日同じことの繰り返しの日々にうんざりとしていた。育児と家事に疲れたサラは、かつて燃え上がる恋をしたトムを懐かしく思い出し、トムがダウンタウンに新しくオープンしたクラブ<キングズ・クラブ>を訪ねてしまう。
トム、マイケル、サラ・・・・ついにキングズ・クラブに3人が揃う。そして、キングズ・クラブで未解決殺人事件が起きた。殺したのは誰か?