ミュージカル『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』開幕!石丸幹二「席を立つのが惜しい感じでした」

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ブロードウェイミュージカル『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』が、2016年7月13日(水)に東京・東急シアターオーブで開幕を迎えた。本作は、『ジーザス・クライスト=スーパースター』や『エビータ』など数多くの名作を生み出した名コンビ、作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーと作詞家ティム・ライスの二人が初めてタッグを組んだ作品。特に今回の来日公演は、第70回トニー賞で11部門を制覇した大ヒットミュージカル『ハミルトン』で同賞振付賞に輝いたアンディ・ブランケンビューラーによる新バージョンとなっており、現在のブロードウェイ最高峰のクリエイターが手がけたミュージカルとしても大きな話題を呼んでいる。

ミュージカル『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』開幕_2

旧約聖書に登場するヨセフの物語をベースとした本作では、兄弟たちの嫉妬から奴隷として売り払われてしまったヨセフが、苦難と成功に満ちた旅を経て家族と和解するまでの数奇な運命が描かれている。日本人にはあまり馴染みのない旧約聖書の話だが、全編が歌で構成されていることやストーリー展開のテンポの良さもあり、スムーズに作品の世界に入ることができるだろう。

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またストーリーだけでなく、感覚で楽しめるという点もこの作品の大きな魅力。ポップスやロックなど幅広いジャンルからロイド=ウェバーが生み出した音楽や、ストリートダンスからタップ、バレエまで多様な要素を織り交ぜた独創的なダンス、そして色彩豊かな衣装や舞台美術など、目や耳でも楽しむことができる完成度の高い作品だ。

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この日の初回公演には、本作の応援サポーターである石丸幹二、俳優やアーティストとして活躍する片岡鶴太郎、ロイド=ウェバー作品『エビータ』の日本初演で主演を務めた久野綾希子、お笑いコンビ「パックンマックン」として活動中のパックン、“おぐねぇー”の愛称で知られるヘアメイクアップアーティスト・小椋ケンイチらゲストが観劇に訪れ、終演後にはレッドカーペットに登場し感想を語った。

観劇後のゲストの感想は以下のとおり。

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石丸幹二
思っていた以上でした!!初日公演の幕が下りた後も、みなさん客席に座ったまま、流れている楽曲に身をゆだねていて・・・。席を立つのが惜しい感じでしたね。歌もダンスもとても難しい作品なのですが、キャストの技術力がとても高く、その難しさを感じさせずに見事に自分のものにしていました。暑さを吹き飛ばして涼やかになっていただける作品ですね。ぜひ、劇場で体験してみてください!

ミュージカル『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』開幕_4

片岡鶴太郎
衣裳に映像を映し出したりする演出がとてもきれいで、ストーリーが分かりやすく、子供も楽しめるミュージカルですね!ぜひこの夏、ファミリーで観にいらしてください!

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久野綾希子
アメイジング!以前この作品を観たことがあり、楽曲は昔と変わらないはずなのに、別の作品を観ているような新しさを感じました。一人ひとりのパフォーマンスと熱量がすごく、見応え十分です!このドキドキワクワクを、いち早く皆さんにも体感して欲しいですね!

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パックン
最高!!最高を上回るくらいなのですが、これ以上の表現を知らないのが残念なくらい、半端ないです!!視覚の仕掛けや演出の幅も広く、昔からある作品なのに斬新に感じました。楽曲も素晴らしく、難易度の高いナンバーをすごい完成度で歌い上げていて感動しました!奥が深いので1回じゃ物足りない、何回も細かい所まで見たい作品です。

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小椋ケンイチ(おぐねぇー)
もう大興奮です!ダンスも演出も最高でした!物語は聖書の一部をベースにしているので昔の物語ではあるのですが、現代の物語としても通用するくらい、全く距離は感じさせないし、飽きさせないですね。主役のヨセフがほぼ半裸なので、肉体美も存分に堪能できる作品ですね(笑)。大人になっても夢を持つということはとても素敵なことなのだ、と改めて思いました。

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ブロードウェイミュージカル『ヨセフと不思議なテクニカラー・ドリームコート』は、7月24日(日)まで東京・東急シアターオーブにて上演。

撮影:田中亜紀

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