劇団☆新感線×宮藤官九郎の最強布陣で臨む『Vamp Bamboo Burn』製作発表!生田斗真、ビジュアル系姿で生歌披露に「期待して」

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生田斗真がヴァンパイア役で主演し、宮藤官九郎が書き下ろすことが発表され、話題となっている劇団☆新感線の2016年夏秋興行 SHINKANSEN☆RX『Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜』。6月9日(木)に、待望の製作発表が行われ、演出を務める同劇団主宰のいのうえひでのり、宮藤、生田のほか、小池栄子、中村倫也、神山智洋(ジャニーズWEST)、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、篠井英介が登壇し、本作への意気込みを語った。

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本作は、宮藤が描く、ヴァンパイアを主人公にしたド派手でおバカなエンターテインメント作品。平安時代から生き永らえているヴァンパイアで、愛する女性・かぐや姫の生まれ変わりを1000年の時を越えて探し続け、現代ではビジュアル系バンドのボーカリストとしてカリスマ的人気を誇る主人公・藤志櫻を、約10年ぶりの劇団☆新感線参加となる生田が演じる。

『Vamp Bamboo Burn』製作発表_2

10年前に本作の設定が思い浮かんだといういのうえは、「(映画監督のクエンティン)タランティーノの映画みたいな“怖カワイイ”、ゲラゲラ笑っているうちに不思議な感覚に陥るようなお芝居を目指している」と本作の構想を明かした。

『メタルマクベス』を始め、これまでも数多く劇団☆新感線の脚本を手がけている宮藤は「いのうえさんに(構想の)話を聞いても、さっぱりわからなかった(笑)。まさに、そういうお芝居になりました。タイトルも、『バンバンバン』みたいなと言われたので、そのままなりました(笑)」と製作の裏話を明かして、会場を笑わせた。

生田は、初めて劇団☆新感線の舞台に立った作品『スサノオ』を振り返り、「お芝居に目覚めたきっかけは劇団☆新感線の皆さん(との出会い)で、17歳の時でした。こういう人になりたいと思って今日まで頑張ってきました」と感慨深そうに話す。

本作ではその役柄から歌声も披露することになるが、生田はビジュアル系らしい歌い方を研究しているそうで「なかなか歌を歌う機会もなくて久しぶりになるんで、鋭意ボイトレ中です。ちょっとだけ期待して待っててくれればいいな」と笑顔を見せた。

『Vamp Bamboo Burn』製作発表_3

さらに、ヒロイン・かぐや姫を演じる小池は「いのうえさんの演出が大好きで、熱い夏が過ごせるとワクワクしています」、半グレ組織“ナメクジ連合”の竹井京次郎役の中村は「新感線が好きでいつか出たいなと思っていて、同世代の人が出ているのを見て『チクショー!』と思いながらがんばってきました。なので、意気込みに満ち満ちています」と気合十分。

藤志櫻の家来・蛍太郎役の神山は「楽しみもあり不安やプレッシャーもあります。大先輩から色んなことを吸収させていただいて、人として1個大きくなれたらなと思っています」、前世占いを行うマダム馬場役の篠井は「僕は女形をやっているので、“マダム馬場”というネーミング事態にに宮藤さんの愛情を感じてうれしい」とそれぞれ、本作への思いを語った。

『Vamp Bamboo Burn』製作発表_4

また、橋本は「ゲストの方たちとの化学反応を期待して欲しい」、高田は「(新感線は)『安定の面白さ』と言われますが、今回は全く安定しないものになると思うので、とても楽しみ。長年連れ添ったメンバーの見たことない顔が見られるエピソードがたくさんあります」、粟根は「生田さんの無様な面も見られるので生田ファンにはものすごく楽しめる作品になると思います」と作品をアピールした。

SHINKANSEN☆RX『Vamp Bamboo Burn〜ヴァン!バン!バーン!〜』は、8月5日(金)の長野プレビュー公演を皮切りに、東京、富山、大阪にて公演が行われる。日程の詳細は、以下のとおり。

8月5日(金)〜8月7日(日) 長野・サントミューゼ(プレビュー公演)
8月17日(水)〜9月18日(日) 東京・赤坂ACTシアター
10月7日(金)〜10月9日(日) 富山・オーバード・ホール
10月19日(水)〜10月31日(月) 大阪・フェスティバルホール

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