1970~80年代、渋谷ジァンジァンで毎月開催されていた『実験落語』が、2016年6月9日(木)に渋谷・CBGK シブゲキ!!で『実験落語 neo』として復活することとなった。記念すべき第1弾には、『実験落語』の創始者である三遊亭円丈をはじめ、実験落語メンバーの林家しん平、かつて立川談志門下であり、一時『実験落語』メンバーでもあったダンカン、実験落語の系譜をくむ『落語ジャンクション』メンバーの清水宏、当代きっての若手講談師・神田松之丞が登場する。
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『実験落語』は、それまでの新作落語とは一線を画す現代的なモチーフと言葉を用いながら新たな方法論でネタおろしを行い、代表作の『グリコ少年』等を生み出した新作落語の会。柳家喬太郎や三遊亭白鳥など、新作を手がける後進の落語家や上方落語家にも影響を与えたと言われ、落語界に新たな歴史を生み出した。
今回、『実験落語』を開催するシリーズ企画「実験週間」は、CBGK シブゲキ!!で2016年3月よりスタートしたもの。「1週間だけは、ロビーだけを使うのもOK、1時間だけ使うのもあり、ただし実験的であれば…」という条件で企画を公募しており、魚劇という新たなジャンル、客席と舞台を反対に使う演劇など、様々な実験的な企画が集まっている。
『実験落語 neo~シブヤ炎上~』は、渋谷・CBGK シブゲキ!!にて6月9日(木)開催。チケットに関する情報は、CBGK シブゲキ!!公式サイト内にある公演スケジュールから確認することが出来る。