2016年3月31日(木)より、東京・天王洲 銀河劇場にて『SHOW ル・リアン』が開幕した。本作は、数々のミュージカルの名曲を、ソング&ダンスでハッピーに贈るストーリー仕立てのショーとなっている。フランス語で“絆・繋がり”を意味する”ル・リアン(Le Lien)”のタイトルが示すものとはー。初日前日に行われた公開ゲネプロの模様をお届けする。
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ゲームばかりしていた内向的な少年タクミ(松本拓海)が、ふと迷い込んだ館ル・リアン。そこで出会った案内役の青年(村井良大)に導かれ、少年はきらめくようなショーの数々を目にする。
「ようこそ、ル・リアンの館へ・・・あなたは特別に招待されたお客様です」
“過去から未来へと紡ぐエンターテインメント”をテーマに、村井に加え、平方元基、青柳塁斗、寺元健一郎、松原剛志、大貫勇輔といった次世代のミュージカルスター、そして元宝塚歌劇団宙組トップスターであるディーヴァ・大空祐飛らが集い、『ショウほど素敵な商売はない』(《アニーよ銃をとれ》より)、『雨に唄えば』(《SINGIN‘IN THE RAIN》より)、『君の瞳に恋してる』(《ジャージー・ボーイズ》より)、『42nd Street』(《42nd Street》より)などを、華麗に歌い踊る。
タップダンサー・HIDEBOHをはじめに、全員が魅せるタップダンスは、迫力があり見応え抜群だ。タップが刻むリズムに、心も身体も自然と揺らされる。
コメディーショー「ル・リアンjazz学園」には、14歳の天才ピアニスト・奥田弦も登場。先生役の大空、生徒に扮する村井、平方、青柳、寺元、松原、大貫とともに即興でその腕前を披露してくれるのだが、その柔軟で創造力に溢れた若き才能に、改めて驚かされる。また観客参加型の演出もあるので、選ばれた方はぜひがんばって頂きたい。
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「熱くなれなきゃ、この仕事はできないんだよ・・・」
少年タクミは、エンターテイナーたちの姿を通して何を感じ、何を思うのかー?
光り輝く新しい才能が未来を感じさせ、構成・振付・演出を手がける本間憲一のもと肩ひじ張らず、思いっきり笑顔になれる時間が用意されている。そんなショーマンシップに溢れたステージは、生で体感してこそ!東京公演では、立見券も販売。当日券は、開演の1時間前から販売される。
『SHOW ル・リアン』は、2016年3月31日(木)から4月3日(日)まで、東京・天王洲 銀河劇場にて上演。その後、4月5日(火)・4月6日(水)に大阪・サンケイホールブリーゼで公演が行われる。大阪公演では、アフタートークショーの開催。アフタートーク出演者の詳細は下記のとおり。
◇『SHOW ル・リアン』大阪公演アフタートークショー◇
4月5日(日)19時公演
【出席者】村井良大 平方元基 青柳塁斗 寺元健一郎 大貫勇輔 (司会)本間憲一
4月6日(水)13時公演
【出席者】大空祐飛 松原剛志 HIDEBOH (司会)本間憲一