映画『シンデレラ』でシンデレラと王子役を演じたリリー・ジェームズとリチャード・マッデンが、再び共演することで話題となっているロンドンの舞台『ロミオとジュリエット』。本作に、『シンデレラ』からのキャストが新たに加わることが明らかとなった。
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米BROADWAY.COMによると、『シンデレラ』で王役を演じたベテラン俳優デレク・ジャコビが、ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』でマーキュシオシオ役を演じるとのこと。敵対するモンタギュー家とキャピュレット家に属しながらも、禁断の恋に落ちてしまったロミオとジュリエットの悲恋を描く本作で、ジュリエットの母親キャピュレット夫人役に扮するのはマリサ・ベレンソン(『ミラノ、愛に生きる』)。このほか、看護婦役に英ドラマシリーズ『セレブになりたくて ~サイモンの青春日記~』のミーラ・サイアルがキャスティングされている。
同サイトのインタビューでデレクは、「マーキュシオを演じられるなんてワクワクするし、大きなチャレンジだ。特に、リチャードとリリーとタッグを組めるのが嬉しいよ。彼らとは『シンデレラ』で、一緒にエキサイティングな仕事をできたからね」と、二人と再共演できることを楽しみにしている様子。
1985年にデレクは、『から騒ぎ』の演技でトニー賞演劇部門主演男優賞を受賞。『シラノ・ド・ベルジュラック』や『Breaking the Code』、『ワーニャ伯父さん』などの作品でもブロードウェイの舞台を踏んでいる。
『シンデレラ』のキャストが集結する舞台『ロミオとジュリエット』は、ウェストエンドのギャリックシアターにて5月12日(木)よりプレビュー公演がスタートし、本公演は5月25日(水)から開幕予定。