舞台『東京喰種トーキョーグール』DVD&Blu-ray発売記念イベントレポート シリアスな作品の舞台裏は・・・?

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2015年7月に公演が行われ、11月27日(金)にその公演を収めたDVD&Blu-rayが発売された舞台『東京喰種トーキョーグール』。12月26日(土)には、それを記念し購入者を対象とした発売イベントを東京・銀座ブロッサムホールにて開催。金木研役の小越勇輝、霧島菫香役の田畑亜弥、西尾錦役の鈴木勝吾、永近英良役の宮崎秋人、ウタ役の村田充、四方蓮示役の吉田友一、亜門鋼太朗役の君沢ユウキが登壇した。全3部行われたイベントのうち、第2部の模様をレポートでお届けする。

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一人一人、登場するごとに袖から掛け声がかかるなど、賑やかな始まりを見せたこのイベント。君沢が役の亜門さながら「くそっ、喰種め!」と芝居仕立てで登場するなどし、会場を盛り上げた。まず最初のトークテーマは、”楽屋でのエピソード”。小越は「お話がお話だったので食欲も湧かず、一人で小さくなって座ってたんです。そしたら、秋人が”外行くぞ!”と連れ出してくれて」と、まるで劇中のカネキとヒデのような関係が繰り広げられていたことを明かした。

さらに、京都劇場の楽屋では謎の”PV”ごっこが繰り広げられていたそう。君沢曰く「適当な音楽をかけて、それをPV風に(映像)を撮ってみる」という遊びだったというが、宮崎が音楽をかけ、鈴木と君沢がノリノリ。最終的に小越もノってきて、宮崎のスマホには「衝撃映像がいっぱい(笑)」残っていると、一同思い出し笑い。シリアスな舞台だったが、楽屋では楽しい風景が繰り広げられていたようだ。

続いては、くじで当たった人が好きな場面について語るコーナー。第2部で当たった村田は、利世(浜田由梨)が金木に正体を現すシーンを選び、「原作の中でも好きなシーンだったんですが、どう表現するのかワクワクしていたんです。プロジェクションマッピングが使われる中、そのシーンはまさかの物理で。スタッフの方が何度も練習をされているのを観て、感動していました」と改めて驚きを語った。また、出番以外の役者陣は裏方として黒子を務めていたそうで、特に鈴木は「パネル職人」と呼ばれていたと明かされた。

続くキャスト同士が思い出を語るコーナーでは、宮崎が「カネキとヒデがデートの妄想するシーンは、ユウキくんのアドバイスによるもの」と告白。君沢が「亜門では決してできないことを託したんです。もう一回観たい!」と言うと、小越を巻き込んで再現することに。しかも、劇中とは逆でカネキが女役、ヒデが男役という逆パターンをリクエストされ、慌てふためく二人だったが、小越が「かわいくやればいいんでしょ?」と腹をくくり、水族館デートでしっかりオチのあるネタ(?)を即興で披露した。

また、鈴木は小越について「初共演でどんなコなのかなと思ったら、人見知りがすごかった。そういう子がどういうお芝居をするんだろう?と思って観ていたら、芝居にすごく真っ直ぐ、真摯に向き合っていて」と振り返り、「初日のカーテンコールで、小越が出ると拍手が一段と大きなったのを聞いて、稽古場での姿勢がちゃんとお客様に届いているのを感じました」と、その役者としての志を称えた。

舞台『東京喰種』DVD&Blu-ray発売記念イベント_2

最後に、小越は「改めて公演の思い出を、皆さんと共有できたことがよかったと思います。皆さんに出会えたことが幸せですし、改めてこのキャスト、作品に出会えたことを幸せに思いました。これからも応援をよろしくお願いいたします」とイベントを締めくくった。

舞台『東京喰種トーキョーグール』のDVD&Blu-ray(DVD 8,800円+税、Blu-ray 9,800円+税)は、マーベラスより発売中。

(C)石田スイ/集英社
(C)舞台『東京喰種トーキョーグール』製作委員会

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