2015年12月29日(火)より、東京・明治座にて『晦日明治座 納め・る祭~あんまり歌うと攻められちゃうよ~』が開幕する。この「祭」シリーズは、第一部ではお芝居の上演、第二部では出演者内で各ユニットを組み、オリジナルの歌とダンスを披露するという二部構成。年末の恒例行事となっている公演で、世代や出身の違う俳優たちが一同に会し、一年の集大成とも言える”お祭りさわぎ”を展開する。
関連記事:毎年恒例のお祭り騒ぎ!『晦日明治座 納め・る祭~あんまり歌うと攻められちゃうよ~』登場ユニットのヴィジュアル&楽曲完成!
第一部の芝居で今年の題材になっているのは、平安初期の征夷大将軍“坂上田村麻呂”と彼と対峙する蝦夷の英雄“阿弖流為”。脚本の赤澤ムックが歴史上のエピソードを大胆にアレンジし、演出の板垣恭一の手で新たな物語を生み出している。”守る”ものが異なる二人が出会ったときに生まれるものは何なのか。ただ楽しいだけでなく、”信念”を守るために戦うことの意味を問う歴史絵巻となっている。
初日を迎えるにあたり、W主演の坂上田村麻呂役・三上真史と、阿弖流為役・大山真志からコメントが届いた。
◆三上真史(坂上田村麻呂役)
ストレートの芝居とミュージカルが融合した、坂上田村麻呂と阿弖流為のこれまでにない新たなカタチの物語。喜怒哀楽あらゆる感情を揺さぶられたらと思います。
誰が正しいではなく皆がそれぞれに信念を持ち生きた時代、その想いを胸に僕らもこの舞台の上で生き抜きます。楽しんで頂けたら幸いです、よろしくお願いします。
◆大山真志(阿弖流為役)
年末明治座シリーズで、念願だった座長を三上さんとやらせて頂けることがとても嬉しいです。初日を迎えて緊張もありますが、みんなで全力で芝居して、歌って、踊って、とにかくお客様に楽しんで頂きたいです。今回は芝居にミュージカル調のところもあるので、そこを観て頂ければと思います。
主演の”Wまさし”以外にも、出演者には超豪華な顔ぶれが揃っている。辻本祐樹、木ノ本嶺浩、安西慎太郎といった若い世代の俳優達に加え、勝野洋や元宝塚の高嶺ふぶき、お笑い芸人のなだぎ武など、総勢25人の出演者が明治座の舞台幅いっぱいに並ぶ姿は圧巻!そして二人のコメントにもあるように、今年の作品の特徴は、”ストレートプレイ”と”ミュージカル”という演劇方法を同時に用いていること。歴史を動かした人物たちの、それぞれの立場や未来に繋ぐ想いを、異なる表現方法を絡み合わせ観る者の心に語りかける。さらに第二部では、個性的なユニットが続々登場。どこかで聴いたことがあるような・・・クオリティの高いオリジナル曲もにも注目だ。ぜひ、サイリウムを手に楽しんでほしい。
まさに、一年を締めくくり、新しい年を迎えるに相応しいエンターテインメントショー!『晦日明治座 納め・る祭~あんまり歌い過ぎると攻められちゃうよ~』は、2015年12月29日(火)から12月31日(木)まで東京・明治座にて、2016年1月16日(土)には大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演。また、12月31日(木)には、「年越RUN舞(としこしらんぶ)で☆るンバ~走ったり、踊ったり、しゃべったり~」というカウントダウンイベントも開催される。
※辻本祐樹の「辻」は、一点しんにょう