1974年から1988年までPARCO劇場でシリーズ上演された、パルコ・ミュージック・ステージ『ショーガール』。福田陽一郎が脚本・構成・演出を務め、出演は、木の実ナナと細川俊之の二人。歌と踊りで綴る大人の恋物語に、多くの観客が魅了されてきた。今でもその人気は根強く、パルコ劇場の歴史が語られる際には、必ずこの『ショーガール』が話題にあがるほど。そんな『ショーガール』は多くのクリエイターにも愛され、影響を与えてきた。そして三谷幸喜も、その一人である。
「いつかは『ショーガール』のようなショーをPARCO劇場でつくりたい」と思っていたという三谷。2014年8月、遂にその念願叶い、三谷幸喜版『ショーガール』が上演された。出演者は川平慈英とシルビア・グラブ。上演時から再演を期待する声が多く、ついに約1年半ぶりにアンコール公演が決定!キャストも、同じメンバーでの再演が実現した。
三谷が紡ぐ探偵と依頼人の小粋なショートミュージカル「淋しい探偵」と、誰もが聞いたことのあるポピュラーナンバーで織りなすショータイムで構成される本作。圧倒的な歌唱力を持つ二人が歌声が、約1時間の上質で濃密な大人の時間を彩る。
撮影:阿部章仁
三谷がお届けする、ちょっとおしゃれな大人の時間。パルコ・ミュージック・ステージ Koki MITANI’sSHOW GIRL「ショーガール~こんな出会いも悪くない~」アンコール公演は、2016年3月13日(日)から3月22日(火)まで、東京・パルコ劇場にて上演予定。