大人気パニック・サバイバルドラマ『ウォーキング・デッド』で総督役を演じたデヴィッド・モリッシーが主演する演劇『Hangmen』。英ロイヤルコート・シアターで上演中の本作が、ロンドン版ブロードウェイと言われるウェストエンドへ舞台を移すことが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。
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イギリス北西部の町オールドハムを舞台にした『Hangmen』の主人公は、死刑執行人を務めて小さなパブも経営するハリー。彼は地元ではちょっとした有名人だが、ある日、公開絞首刑が廃止されることになる。そのニュースにハリーがどんな反応を示すのかうかがうために、地元新聞の記者やパブの常連客が押しかける・・・というストーリー。デヴィッドはハリー役を演じ、このほか、映画『ブルックリンの恋人たち』でジェイムズ・フォレスター役を演じたジョニー・フリンも出演し、ウェストエンド公演にも続投するとのこと。
イギリス出身のデヴィッドは、今までにロンドンで『マクベス』や『In a Dark House』などの作品で舞台を踏み、『ウォーキング・デッド』に出演するまでは、『レッド・ライディング』や『刑事トム・ソーン』といったドラマシリーズで、主にイギリスの作品に出演していた。
映画『セブン・サイコパス』で監督・製作・脚本を手掛けたマーティン・マクドナーが演出する『Hangmen』は、ウェストエンドのウィンダムズ劇場にて12月1(火)からプレビュー公演が開始し、12月7日(月)から開幕する本公演は2016年3月5日(土)まで上演される予定。